泣きじゃくりながら袋に顔を伏せるりうら。熱もあり、気持ち悪さもあり、体力的に限界を迎えようとしている。
「りうら、吐いちゃった方が楽だよ…?」
「背中さすっとくから、大丈夫やで~」
悠佑とないこは、りうらを落ち着かせようと、必死に頑張る。
その後、何度か吐き戻して落ち着いたりうらは、寝てしまいそうなほどに疲れ切っていた。
「りうら、薬飲める…?」
「…」
「少しだけ、口開けて…!」
「…んぐっ!」
ないこは薬を口移しさせ、りうらに薬を飲ませた。
「…んぅ~( ¯꒳¯ )ᐝ」
「寝てていいよ…!」
「…( _ _)zzZ」
(はやっ!!)
やっと地獄のような看病から少し開放された。
「ないこ、夜ご飯作らなあかんから、りうら見といてくれへん?」
「今まで夜かと思ってた…あ、まぁ、いいよ!」
「ありがとな~!」
ガチャンッ!
悠佑は、夜ご飯を作りにキッチンへ向かった。
「んっ…」
ゴロンッ
りうらが寝返りを打つ。
(寝顔、尊すぎる…!てか、顔めっちゃ赤いなぁ…)
「…ん、のど…かわ、いた…」
「水飲む…?」
「…ん、のむ…」
ないこは、りうらの体を起こし、水を飲ませた。
「…ゴクッ! つめ、たぁ…」
「飲めたね!えらいえらいヨシヨシ( *´`)ノ(´˘`*)」
「(⸝⸝- ̫ -⸝⸝)」
(赤面の笑顔はずるすぎる…//)
りうらは、何とか寝付き、今の時刻は夕方の5:30分を示していた。
「ん…あれ…?俺、寝ちゃってた…?」
とっくにソファーに寝ていたないこが目を覚ました。
「ん~…ってまだ夕方?!」
寝ぼけているが、段々と頭がさえてくる。
「…んぅ~…なぃ、にぃ…?( ¯꒳¯ )ᐝ」
ないこの声でりうらが起きた。
「りうら!大丈夫?!」
「…んぅ~」
まだ顔は赤いが、少し落ち着いているような気がした。そして、熱を測ることにした。
「りうら〜、ちょっと触るね…」
スッ…
体温計をりうらの脇に挟む。
「ん”っ…」
pppp.ppp((スッ…!
「熱は…38.9°…だけど、まぁ少しはさがったね…!」
「なぃにぃっ…?」
「ん?どうしたの?」
「おはよ…の、ぎゅ~…して…?」
「(*´ ˘ `*)フフ…いいよ!(⸝⸝>ᴗ(>ᴗ<⸝⸝)ぎゅ~♡」
「えへ…(ぎゅ~」
(可愛い過ぎるって…///)
ーーーーーー
「お〜い!みんな降りてこ〜い!ご飯やで〜!」
リビングんの方から悠佑が叫んできた。
ーーーーーーー
「りうら、ご飯だけど食べれそう…?」
「ぅん…」
「歩ける…?」
「たぶん…」
「じゃ、ちょっとは歩いてみよっか…!」
次回♡1000!
最近ネタが思いつかない!(細かいところ)
次で看病編、最後になると思います!
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