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1章 「冒険者と魔法戦士」
1「魔法戦士」
どうしよう…..俺ができるのは空を飛ぶこと弱い魔法をしか操れへん。
俺は生まれた時から女性が憧れた魔法使いなど興味があれへんかった。
魔法使いが興味がなければ男子も憧れた特撮ヒーローにも興味があれへんかった。
俺が興味があったのは生身の人間が崖を登ったり川を渡ったりする冒険の姿やった。
アニメや漫画で描いた冒険者よりもリアルのドキュメンタリーで出てくる冒険者が好きで幼い頃から冒険者になるのが夢やった。
19歳で施設から出てアルバイトしもって念願の冒険に出ることがでけた。
俺が憧れた冒険の旅が始まったと…..思た。
「康二!!初級の魔法を使って!!」
「はっはい…..!!」
今、目の前におるちまな魔獣を討伐をさせられとる俺。
今まで魔法使い系など敬遠してきたはずやのになぜか世界を守っていく魔法戦士に選ばれてもたんや。
魔法など一切信じてへんかった俺が初めて魔法をつこてみた。
俺が握りしめとる杖から力を込めて魔法を発動をさせとる。
「うわああああああああああああ!!!!」
杖の先に太陽型が飾っていてそこから魔法の力が集められ一気に放出された。
一気に魔法が発動され巨大なビームみたいってなってん。
慣れへん光景と聞き慣れへん音に俺は驚くことしかできんかった。
ちまな魔獣は俺の魔法に包み込まれて一気に消滅としとった。
「康二が魔法戦士となって1週間、ようやく下級の魔獣の1匹倒したね」
俺の隣に話しかけてきたのは゛一流”の魔法戦士の目黒蓮。
俺と違て生まれた時から魔法使い。
一流やのに年齢はなんと18歳(人間界の年齢とよれば)俺よりも年下やのにご立派な先輩やねん。
「目黒先輩、やっと下級の魔獣を倒せました」
「座り込むにはまだ早いよ、下級の魔獣を1匹を倒せたからって甘えるなよ」
今まで魔法をつこたこともない俺にとって屈辱でしかへんかった。
19年間平凡な人生しか送ってこぉへんかった俺がいきなり魔法戦士になって世界を守る役目を持たしてしもた。
世界を守るためには夢の冒険を禁じえなくなった。
これから俺の人生は一体どうなることか。
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