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1章 冒険家と魔法戦士
2 「ようこそ、魔法学校へ」
ここは魔法育成学校の中央廊下。
魔法使いの見習いもしくは魔法戦士などが集まって訓練や戦略計画など行われてる。
俺の上には空を飛ぶ本、箒に乗って移動する魔法使いさらに自動的に教室などが動いてる。
もはや科学の技術を超えたすごいもの。
ほんで俺がここに入ってから1週間と経ったけれどこの光景にはまだ慣れとらへん。
皆、これが当たり前ように過ごしとるけどいくら魔法使いに興味がなかった俺にもこれは…..
「あっ!!康二ー!!」
前からピンク色の毛をした猫が現れる。
「佐久間先輩、お疲れ様です」
「康二、今休憩中なのか」
「そうです」
佐久間先輩はただの猫ではなく魔法で小動物に変身ができる魔法使いの先生。
佐久間先輩は一般人やった俺にも接してくれるうえ魔法のことを教えてくれる頼れる先輩でもある。
「大変だろう、魔法戦士になってから魔法の訓練をさせられて」
「大変やで、伝説の茸を探しとっただけで魔法戦士の戦いに巻き込まれましたもの」
今でもあの声は誰やったのか気になる所。
ほんでなぜ俺が魔法戦士になれたのか全然わかれへん。
そんなんを考えとると上から人が降りてくるのを感じた。
「ここにいたのか康二」
「深澤校長先生、お疲れ様です」
俺の前に現れたのは魔法学校の全責任者の深澤校長先生。
魔法学校の校長先生もあって魔法使いのオーラが人一倍ちゃう。
それに魔法の杖も凄いご立派、魔法もめっちゃ凄いと佐久間先輩が教えてくれはった。
「康二が魔法学校に入ってから1週間と経つけど魔法の成果はどうなっているかね?」
「まだまだやねん、魔法も初級のしか使えませんし、魔獣もちまいの1匹しか倒せませんでした」
俺は魔法戦士になってからも魔法も初級のしか使えへんし箒も低くしか飛ばれへん。
俺が思てたよりも魔法は厳しく操るのがむつかしかったのやった。
「そっか、でも1週間で康二が魔獣の小さいの1匹を倒せたのはすごいことよ」
深澤校長先生はむつかしそうな表所をし俺に褒めてくれる。
その表情をみた俺は何も言えず深澤校長先生を見つめた。
「そういえば康二って゛固有魔法”を使えるの?」
佐久間先輩は俺の顔を見て固有魔法とか言うよぉわからん用語を言い出した。
固有魔法?初めて聞く用語やな、なんぞの魔法のことか?
「固有魔法?」
「あれ?康二、固有魔法のことめめから聞いてくれなかったの?」
「はい」
「可笑しいねー?めめからは固有魔法のこと説明したと聞いたいたけどな?」
不思議そうな顔をする佐久間先輩と深澤校長先生。
俺はこの1週間目黒くんから色々教わり魔法の訓練をしてきた。
やけど固有魔法のことは今まで聞ぃたこともなかったうえ訓練もしてくれへんかった。
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