監)「はぁ…はぁ…」
クラクラする、寒い、痛みも感じない、そろそろ死んじゃうのかなぁ……
「エース…デュース、エ…ペル、セベク…」
「先輩たち…、先生方、グリム………」
「私、のせいで……み、んなみんないなく、なっちゃっ、た」
「私も…いまからそっ、ちに行くから…」
キラッ
監)なにか…光ってる、
紙…と宝石?
Dear.監督生君
見つけてくれてありがとうございます。
貴方にはやって欲しいことがありまして…
実は…わたくし、グリム君がオーバーブロットする事は予想出来ていました。
ですが、予想より遥かに上回る魔力でした…
しばらくしたら皆さん力尽きて亡くなるでしょう。わたくしもですが、
きっと監督生君はまだ生きてるはずと思います。多分そろそろ死にますけど
やって欲しいことは1つです。
この宝石を飲んで初の登校日に戻って欲しいのです。監督生君以外の皆さんの記憶もその頃に戻ります。
この宝石は過去に戻ることが出来るのです。
過去に戻ってグリム君のオーバーブロッドを止めて欲しいのです。
賢いあなたなら、どうすればいいか分かりますね?
どうか、ご武運を…
By.ディア・クロウリー
監)「過去に行っ、て…グリムのオバブロ、を止め、る?」
あぁ、また学園長は無茶苦茶なこと言ってる。
しかも、内容かなりめんどい。
でも、それでグリムとみんなが救えるなら
「みんなが、笑顔で楽し、く過ごせるな、ら」
「次、は必ずみんなを、幸せ、にするから、」
ゴクッ
もう二度とみんなに辛い思いはさせない。
そう誓い、この世界が崩壊すると同時に眩い光に包まれた。
過去に戻れる宝石の名前は確か……
アメジスト
その時、私の意識は途絶えた……
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