愛ある暴行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

⚠かなしいやつ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ー明那家に居ますー

ー黛帰宅ー

『ただいま。不破くんどう？』

{おかえりー！今寝ててさー、熱っぽいわ}

『そっか。でもそろそろ帰らなきゃだよね』

{その事なんやけどさ！泊めようか？

今ふわっち帰るの難そうだし！}

『明那は困らない？』

{うん！全然大丈夫}

『じゃあお願いしようかな。また連絡して』

{了解ー！ありがと！！気をつけてな！}

『またねー』

ｶﾞﾁｬ

｢あきな…​まゆ行った？｣

{うん。行ったよ。どう？まだ頭痛い？}

｢ちょっといたいけど…​大丈夫｣

{ゆっくりでいいからまた話せる？}

｢…​…​うん｣

{まゆがなんか買ってくれたの見よっか！}

{えーっと…​ポカリとゼリーだって！}

｢エナドリは…​ある？｣

{ふわっち？？}

｢んじゃ…​ゼリーくれる？｣

{ん！わかったー！}

ーもぐもぐー

｢ちょっと生き返る…​｣

{よかったぁ}

{あのさ、ちょっとでいいから話、できる？}

｢うん…​わかった｣

[要約すると、ふわっちが黛と話している時に

ホストの客の話をしたら、まゆが

“俺がいるのに他の奴の話するな”と

言ったらしい。で、ふわっちが客の話を

するのが今回が初めてじゃなかったらしく、

まゆがガチギレしたと言うこと。そして、

取り乱しすぎてまゆが首を絞めたらしい。

で、従わないとまた…​と思ってふわっちが

気を使ってたらしい。ふわっちとまゆが

同棲し始めてからそういうの

聞きづらかったからなぁ…​]

{ありがとう。ふわっち}

｢ごめん…​明那まで巻き込んで｣

{ん？全然！気にすんなよ！}

{…​俺ができることはあんまりないけど、

１回まゆに聞いてみるわ。それでもっと

状況が悪くなったら本当にごめんけど}

｢…​ありがとう｣

｢俺…​どっちも大好きだから…​失いたくない｣

{俺もだよ！ふわっちもまゆもだいすき！}

｢にゃはは…​今日はもうちょい寝さしてもらう｣

{ん！お疲れ様。ゆっくり休んでね}

(明那…​優しい)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━