TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

あの声が聞こえなくなってから、もうどれくらい経っただろう。

外は相変わらず真っ暗で、風の音だけがゆっくり流れている。

子どもたちは毛布にくるまったまま動かない。

誰も口を開こうとしなかった。

まるで、声を出したら、さっきの“それ”が戻ってくるみたいで。

そのとき――

バスの奥で、布の擦れる音がした。

💜だった。

荷物を静かにまとめ、肩から小さなリュックを下げている。

その手には懐中電灯と、小さなナイフ。

僕は毛布の隙間から見ていた。

💜は、周りを起こさないように、そっと扉の方へ歩く。

「……💜?」

思わず、小さく声をかけてしまった。

💜が振り返る。暗闇の中で、その目だけが光っていた。

「……🩵を探してくる。まだ、生きてるかもしれない」

声は低く、でも迷いがなかった。

「でも……さっきの……あれ……」

僕の言葉はそこで詰まった。

💜はほんの一瞬だけ、眉をひそめた。

「だからこそ、行くんだ。もしあれが🩵なら……放っておけない」

その言葉が、胸の奥をざわつかせた。

💜は懐中電灯を消し、闇に目を慣らしながら扉を開けた。

冷たい夜気が、一気にバスの中に流れ込む。

焦げた匂い。どこか遠くのほうで、まだ火がくすぶっている匂い。

「鍵は閉めておけ。明日になっても戻らなかったら……みんなで、遠くへ行って」

そう言い残し、💜は闇の中へ消えた。

足音が少しずつ遠ざかっていく。

やがて、完全に聞こえなくなった。

僕は毛布の中で、胸の音を必死で抑えた。

💜は戻ってくるだろうか。

それとも――

夜の闇は、答えをくれなかった。


このあと、

主人公が我慢できずにヒカリを追いかける展開

朝になってもヒカリが戻らず、何かの痕跡だけが残っている展開

ヒカリが夜明け前に戻ってくるが、何かがおかしい展開

のいずれかで進められます。

どうしますか?




そんな機械音が貴方には聞こえたかもしれない

この作品はいかがでしたか?

60

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚