『わ〜静岡県に降り立った〜!!!』
言わない?違う県に来たら、降り立った最初の一歩を踏み出す時ww
私は飛行機から大きく一歩を踏む。
スウウウウウ
思いっきり息を吸う。
『お茶の匂いがする』
「ほんとですかぁ〜?笑」
あはは、と啓悟くんは笑う。
お??
バカにしてるな??
 ̄ ̄ ̄ ̄
「先にエンデヴァーさんへの用事済ませたいんですが…大丈夫ですか?」
『ふぁっ…ふぁい!!!』
私は空を飛んでます☆
啓悟くんに抱きしめられながら飛んで移動してる。
さすがに福岡から静岡までは飛行機じゃないと行けない距離だよね←
空は晴れて
風もなくて
だけれど…
『寒いね〜〜〜』
ブルブルと震えながら言うと
ギュ〜〜と後ろから抱きしめるように持ってくれている啓悟くんは
「僕があっためてあげます〜〜ギュ〜〜」
と抱きしめる力を強める。
かあいいね?
 ̄ ̄ ̄ ̄
「あっ!エンデヴァーさんたちいましたいました!!」
たち…?
他に誰かいるのかな。
そう言って啓悟くんはエンデヴァーさん達がいる場所よりも少し離れたところに降下する。
そして私をゆっくり下ろし…街中に降り立つ。
と
「ホークスじゃん!」
「ええっ、なんでこんなところに!!」
「ホークスさん!!」
「ファンです!!」
と瞬く間に周囲の人達が群がってきた。
ううっ…私どうしたら。
啓悟くんの羽のの後ろに隠れて、
どうしようどうしようとオドオドしてると
「ごめんね、今プライベートだから」
と
私を抱き寄せる。
なっ!?///
こんなみんなの前で…///
「秘密にしといてくれると嬉しいな」
とニコッと周囲にウインクをして言う。
きゃ〜〜
お忍び旅行!?
きゃ〜彼女さん!?
きゃ〜ホークスぅううう
いろんな悲鳴やらなんやらが飛び交う。
…ああ、有名人なんだなぁと今更ながら実感した。
「行きましょうか美姫さん」
そう言って手を差し伸べ、
手を繋いで歩く。
絶対週刊誌乗るヤツですよねコレ
盗撮パターンですよねコレ笑
そして____
「あ〜!!エンデヴァーさぁ〜〜ん!!」
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