TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

自分の方に寄せて

真正面から

「いのりは俺のなんだよ!他の誰にも渡さない。俺の大事な存在に居ないといけない女なんだよ!!!」

その時わたしは、ボワッと顔が一気に暑くなったのを感じ取った。

「は。へ?」

井戸田くんの額にはじわっと汗がたれていた。

ホントの茹でダコだ。

私はその場にパタッと崩れ落ちた。

井戸田くんは私の手を取った。

その後彼の方を向いてこういった。

「お前なんかに取られて溜まるかよ。こんなに愛らしい俺の女を…」

私はもう照れ隠ししか出来なくて

頭の中は曖昧。無理もない。

すると彼が言った。

「キリア。お前俺に勝てるとでも思ってるの?おれの愛は誰にも負けない。お前なんかがいのりを幸せに出来るはずがない」

(え、えぇ?!)

「チッ…んなの俺が1番分かってる、!お前なんか、お前なんか…おれは大っ嫌いなんだよ!シノン!」

彼の名前が明らかになった。

シノン。聞いたことがある。


あ。そうだ。

琴頭詩暖(ことがみ しのん)だ。

学校ではめっちゃ人気者の女子にはモテモテなモテ王子だ。

あだ名は確か。パーフェクトモテ王子だっけ?

あんまり知らない人だったけどまぁいい。

改めて知れたから。

ってこの人のことすら忘れてた私は何を言ってw

するとシノンさんは私の前に来て

私の頬に手を当ててこういった

「いのり。ごめんな。。俺学校ではパーフェクト演じてるけど本当は弱虫なんだ。だからそんな俺を支えて欲しい。だからここで言うのもなんだけど…………..お、俺と嫌。俺の」

言い終える前に井戸田くんが口を挟んだ


「おいおい。俺の前でそれを言うか?生徒会議長さん」

(あ。この人議長さんだったんだ。へぇー。)

(ってえ?私今。男子二人に取り合われてるの?!)

私は今気づいた

loading

この作品はいかがでしたか?

18

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚