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月の信託

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月の信託

3 - 第3話人を信じる力」

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2022年10月07日

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達には、どんな能力があるでしょうか? まず、私は「人を信じる力」を持っています。人の言葉を鵜呑みにするわけではありませんよ。その人が本当にそう思っているのかとか、嘘をついているんじゃないかなんて考えないんです。ただ純粋に信じてみるだけ。それだけで、相手を信じることができます。それはとても幸せなことですよね。だから私は、誰に対しても誠実でありたいと思っています。

次に、「人を癒す力」を持っていると思います。これに関しては、実際に体験していないから分かりませんね。だけど、もしこの力が本当ならば、私はこれから先、多くの人達を救えるでしょう。私はそういう人間になりたいのです。

そして最後に、「人に勇気を与える」「人を楽しませる」などのプラス面があるのも特徴である。

「この人はこう言うけれど本当にそうなのか?」「こんなことを言ったら怒られそうだから言わない方がいいかな……」などといった考えを持つ人は大勢いるはずです。しかしそういった時こそ積極的にその人の意見を聞いてみるのです。

相手の意見を聞くことで自分の意見の幅が広がります。また相手に意見を聞き入れてもらえることで自分に自信がつくようになります。「聞き上手になる」ということはとても大事なことなのです。

【恋愛】

「好き」の反対語は「嫌い」ではなくて「興味がない」だと知った時、俺は悟ったね。俺には恋愛なんてできないって。そもそも他人に興味を持てないからな。友達も少ないし、好きなゲームとか漫画の話をする相手がいないんだよ。だからといって女の子と話すのが苦手なわけでもないんだけど……なんつーかこう、うまく言えないけど、無理! なんか違うっていうかさぁ。だってそうだろ? いくら可愛い子が目の前にいたとしても、その子と仲良くなりたいって気持ちにはならないじゃん。それどころか話しかけられたら、うわっ面倒くせぇなって思うだけだよな。あれだよ、たぶん俺ってさ、他人に恋をしたことがないんじゃなくて、「誰かのことを本気で好きだと思ったことが無いだけ」だと思うんだよ。それが分かった時から俺は諦めるようになったんだ。この先一生、人を好きになることは無いんじゃないかってね。

じゃあどうしてこんな話をするかと言うと、最近ちょっと変わった出来事があったからだ。その日はいつも通り学校に行って授業を受けて、帰り道にコンビニ寄ったりゲーセン行ったりして家に帰ったんだけど、そしたら家の前に変な女がいたんだよ。なんかこう、髪が長くて顔色が悪くて青白い感じの女だったかな。服装は普通のスーツ姿だったけど、俺にはそれが喪服みたいに見えるくらいに暗く見えたよ。正直気味悪かったから無視しようと思ったんだけどさ……。

「あのーすみませぇん! このお家に住まれている方ですかぁ?」

そう言ってその女は笑顔でこっちに話しかけてきたんだよね。俺はそれを無視して自分の部屋に向かって歩き始めたら、今度は後ろから追いかけてきて腕にしがみついてきたわけだよ。俺は慌てて振り払おうとしたんだけど、なぜか体が動かなかったんだよ。それで結局そのままズルズル引き摺られて部屋にまで連れて行かれたっていうね。うん、今思い出してもあれは怖かったわ。だってさぁ、あの時俺の部屋には誰もいなかったはずなのに、なんか部屋の隅っこの方に女の子がいた気がするんだよねぇ……。それにあの女、俺の名前知っててさ。……え? だから誰だったのかって? ははは! それが全然覚えていないんだよ。不思議なことに名前どころか顔さえ全く思い出せないんだよ。

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