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大吾「…」
楽屋にて。
西畑はソファに身を沈め、
何かを覆い隠すようにひっそりと視線を落としていた。
恭平「大吾くん?何見てるん?」
大吾「へっ!?」
そんな時、
西畑が見つめる先が気になった
高橋と藤原は…顔を寄せ合うようにして、その視線の先を覗き込んだ。
大吾「なんにも!?見てへんで!?」
西畑は、慌てた様子で視線を伏せ、
手元のそれを隠すように引っ込めた。
丈一郎「いやいや、慌てて隠すってことはなんか見てるやろ!」
大吾「だからなんも見てへん…!」
ざわつく声に引き寄せられるようにして、
他のメンバーたちも次々とその場に集まる。
流星「なに騒いでるん?」
丈一郎「大吾がなんか隠してんねん」
大吾「だからなんにも見てへん…!」
恭平「なにも見てへんかったら背中に手なんて隠さんやん。」
西畑が「だから……!」と続けようとした時…
その言葉は途中で途切れた。
駿佑「これ?」
大吾「あっ?!」
道枝は、西畑が背中に密かに隠し持っていたものに気づき、
静かにそれを取り上げた。
和也「なになに?大ちゃんなに見てたん?」
西畑が手にしていたのは、どうやらグラビア雑誌だったらしく、
ページの端にいくつか貼られた付箋が目に入り、不思議に思った道枝は、
指先でそのページをそっとめくると…
駿佑「…これ…」
大吾「〜っ最悪や…!!!」
三枝〇〇が水着を着たページだった。
謙杜「さえちゃんの…水着のページ?」
西畑は恥ずかしさが両手で顔を覆っている。
恭平「……」
「…結構大きいんやな……」
駿佑「アホ!!!どこ見てんねん…!!」
高橋が不意に溢した発言に道枝は頬を赤く染める
大吾「本人には言わんで…!頼む…!」
西畑は、隠していた顔の手を離し、
手の平を合わせお願いする
丈一郎「え〜…どないしよ」
藤原は意地の悪い笑みを浮かべては横目で西畑を見る
大吾「なんでもする…!」
丈一郎「なんでも?」
大吾「なんでも…!!!」
その一言を聞き、藤原の顔に何かを思い浮かべたような微かな表情が浮かんだ。
丈一郎「じゃあ焼肉全員分奢って?なんでもするんやろ??」
大吾「ぐっ…わ、わかった!奢る…!全員分…!」
西畑は苦悶の表情を浮かべるが、仕方なく承諾する。
丈一郎「っしゃ!じゃあ早速今夜行くで〜」
恭平「ゴチで〜す」
『…なに集まっとるん?』
そんな中で、三枝が楽屋に入ってきた
丈一郎「な〜んもあらへんよ!な!大吾!」
藤原は道枝の手元からグラビア雑誌をひょいと奪い取り、
無造作に近くの場所に置くと、そのまま三枝に近づいた。
大吾「……お、おん…」
丈一郎「〇〇!今日は焼肉行くで!大吾の奢りで!」
『え?い、いきなりですか?というかなんで大吾くんの奢りで…』
丈一郎「ええから、ええから」
『ちょ、ちょっと藤原くん…!』
藤原は来たばかりの三枝の背中を軽く押し、にやりと笑って楽屋を後にした。
駿佑「と、とりあえずバレなさそうな場所にグラビア雑誌隠してから俺らも行こか。」
大吾「…ほんま最悪やーーーー!」
コメント
1件
あら〜、大吾くん、まさかのグラビア雑誌発覚シーン(笑)。道枝くんが静かに取り上げるところがなんか探偵みたいで笑ってしまった。藤原くんの「焼肉奢れ」で話を流す機転はさすがやなあ。でも三枝さん本人が入ってきた瞬間のドタバタ、画面越しにニヤニヤしながら読んでました。次はバレずに済むのか、気になる〜。