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一方その頃。



先生「弔は最近機嫌が悪いようだけど何かあったのかな?」


俺は、一般教養の勉強を週1で先生に教えてもらってる。


別にそんなの必要ないって何度も言ったけど、勉強は物事を考える力を養うためだとか、なんとか。


まあ、どうだっていいけれど。



とりあえず、早く終わって凛を抱きしめたい。


こんな意味のわからない公式だとか文章を見たって何か役に立つ事なんてあるのだろうか____



貧乏揺すりをしていると



先生「弔、凛くんの事を考えているのかい?」



と先生が。


なんで分かったのかとびっくりして


弔「なんで分かったの?」


と問うと



先生「僕は、弔の事ならなんでもわかるよ

今、凛くんの事が心配で早く会いたいと思ってるだろう?

凛くんは誰といるんだろう?

どこにいるんだろう?

ちゃんと待っててくれるかなぁってね」


その通りだ。


最近、凛と離れる時間が少しでもあるだけでずっとここんとこがモヤモヤする。


胸をグッと抑える。


先生「弔、辛いかい?」


先生は問う。


弔「辛い…」


俺がそう言うと


先生は


先生「弔、その感情は嫉妬だよ」


と。


弔「し、っと…?」


初めて聞く言葉だ。



先生「弔は、凛くんの事が愛しくてたまらないんだねぇ、うんうん、実にいい傾向じゃないか弔!」


手を叩き、先生は言う。



少し、低めの声で



先生「でもね弔。」


弔「なんだよ先生」


何を言い出すつもりだよ。


俺は肘を机につきながら聞く。



すると、先生は人差し指を立て____



先生「子作りは弔には早いから気をつけるんだよ」


と。


…………………


弔「はぁ?!」


そんなの分かってるよ。


何言ってんだ先生は。


先生「ははははは、弔たちにはまだ気が早い話だったなら謝るよ」


先生は両手を上げ、笑う。


うるさい、


そんな事先生に関係ないじゃないか____









とむらくんといっしょ。

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