1話の続き_
絵名「やっぱそうこないと」
え、絵名の家に泊まるの⁉︎僕が⁉︎
行っていいって言ってくれるならぜひ泊まりたい。
…だが僕がなにかしでかしそうで怖い。
まあそれは僕が抑えればなんとかなるか。じゃあ準備しないと!
カバンに一通りのものは詰めたし…大丈夫なはず
ってことでレッツゴー!
到着
「ピーンポーン」
と軽快な呼び鈴と共に絵名がひょこっと顔を覗かせた。
絵名「やっほー、寒いから中に入って!」
瑞希「じゃあ、お邪魔しまーす」
へー、絵名の家ってこんなんなんだ。
やっぱ相変わらず部屋は汚いな
…だけど、なんか落ち着く感じがする。絵名だからかな…
思わず『ずっとここにいたい』と感じてしまった。
ここにはもう行けないかもしれないのに__
…?なん、でこんな心の奥がつっかえて、
あぁそうか。結局僕は絵名がいないと、絵名じゃないと生きてけないんだ。
…w、やっぱ僕、ダメ人間だな~。離れてしまったらどうなってたんだろう。
もしかしたら、もしかしたら…もうどうでもよくなって自分を捨ててたのかな。
そんな物騒なことを考えながらも絵名の家に来たという背徳感?を感じながらそれなりに楽しんでた。
絵名「ねえ、瑞希。なんか悩んでるよね。」
………
瑞希「えーwまあ確かに悩んでるけど」
やばい、この想いが絵名にバレたら……。それこそ最悪の結末だ。
どうにかして隠し通そう。いや、やっぱ無理だ、いつかはバレてしまう。
絵名は僕の思ってることなんてお見通しだもん。
だから、だからどうかその日までは…
絵名「できることなら相談してほしいの!」
絵名だから相談できないんだ。ほかの人でも相談しにくいのに。
瑞希「絵名には無理だよ。」
あ、つい口走って、
絵名「へ…?」
ほら、絵名が傷ついた。あぁこうやって大切なものをまた失ってしまうんだろう。
瑞希「そんなことより、トランプとかして遊ぼうよ!」
絵名「いや、まださっきのことおわってな、」
瑞希「あーそれならもう大丈夫。トランプってどこー?」
絵名「…、リビングの小物入れに入ってる。」
瑞希「OK!」
はー、なんとか隠し通せた。これでよかった。これでよかったんだ。
(ホントに?)
心の中で何かがそうやってつぶやいた。
ホントってなんなんだ。こうでもしないと…
(絵名はきっと受け入れてくれる。振られることはあったとしても、
拒絶することは絶対にしない。)
だからその振られるのがいやなんだ。
(振られてもいいじゃないか。君が本当に大事なのは…いつもの日々なんだろ?)
たしかにそうだ、そうだよ、だけど…まったく同じにはならない。
(…わかったよ。好きにすればいい。だが、自分の気持ちを相手に伝えるのも大切だよ?)
はいはい、わかったから。
僕はバレるまで自分から言わないから。
絵名「瑞希ー?早くこっち来なさいよ。」
瑞希「はーい、今からいくよー」
危ない危ない、そうだった。
よし、トランプは見つけたから戻ろう。
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変なとこで切ったかも…
がんばって30分くらいで書いた!我ながら褒めたたえる。
そうゆうことで次回作をお楽しみにー
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