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ドイツ視点ーーーーーーーー
、、、、
🇺🇸「なんか言い返さねえのか?」
🇩🇪「、、、」
みんなイッヒを見ている。
疑いの目。
野次馬の目。
大っ嫌いな好奇の目。
🇺🇸「そうかよ」
このアメリカ以外の沈黙。
これが表すことは二つ。
一つは、アメリカにイッヒが言い負かされていること。
二つ、みんなはもう、イッヒを信用していないこと。
あーあ。
これまでずっと、ずぅーっと頑張ってきたのにな、、。
ちゃんと、償おうとしたのにな、、。
みんなに、仲間だと思って、、貰えるように 、頑張ったのにな。
全て崩れてしまったものは直しようがないように、関係も直しようがないんだ。
そんなのナ◯スの時からずーっとわかっていたのに。
本当にごめんなさい。
やらかしてごめんなさい。
絆を千切っちゃったごめんなさい。
のうのうと生きててごめんなさい。
🇺🇸「もう、オレの前に顔を見せに来るな。絶対だ 」
、、、
その後の記憶は曖昧だ。
いつのまにかとあるマンションの一室で寝ていた。
そこは、ちょっと前にこっちの仕事をするために借りといた部屋だった。
ここの事は、誰も知らないから来れるはずもない。
ずっと一人でいれる。
でもなぜだろう。
心の中に穴が空いたように痛いのは。
カナダ視点ーーーーーーーー
ようやく口から流れ出ていた血が止まった。
ずっと変な味がしていたから口を洗いたいけれど、、みんなが僕を囲っているから出れない。
うーん、、、
🇺🇸「大丈夫か?」
🇬🇧「血が出ていたところを見せてください」
🇫🇷「痛いの痛いの飛んでいけー!」
🇨🇦「みんな、、ありがとう。もう大丈夫だよ」
🇺🇸「なら良かったぜ!」
みんなの機嫌をとりながら2人を見る。
イタリアくんは何かをずっと考え込んでいて、日本は、複雑な顔をしている。
そうだよね。
僕たちにとっては少しの関係でも、2人にとっては、とても深い絆があったからね。
そのことを考えるとやっぱり僕は、心が痛くなる。
僕のせいで絆が壊れてしまった。
みんなにこの事を言ったら気にしないでいいよとか言ってくれるだろう。
そんなこと知っている。
だけど。
だからこそ。
僕は席を立ってイタリアくんの手を引っ張る。
🇮🇹「へ?」
間抜けな顔。
でもいいんだ。
🇨🇦「ついてきて 」
next木曜日