テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
桃 「 ただいま - 」
玄関 が 開いた音がし 、
その声は 二階の 俺の部屋まで 聞こえてきた 。
桃ちゃん が 帰ってきたって ことは
外は もう 真っ暗なのだろう 、
そんな事 を 考えていると
恐らく 俺の部屋に 向かっての 足音が聞こえてきた 。
( こ ん こ ん
桃 「 ただいま 。 入ってい ? 」
ノック の 音 と 共に
低く 、 落ち着く 声 が 聞こえる 。
( が ち ゃ
桃 「 なんだ 起きてんじゃん 」
ぁぁ 、 黙ってたから 俺が 寝てると 思ってたのか 。
桃 「 なに ぃ ~ ? 今日 は ご機嫌斜め でちゅか ? 」
『 … 。 』 軽 殴
おれが 何も 話さないからか 、 ちょっかい を 掛けてくる 。
いい奴だなと 思ったが 、 むかついたから 殴っておいた 。
桃 「 ごめんて じょーだん 〃 笑 」 撫
笑い乍 優しく 俺の頭を 撫でくれる 。
優しく される度 。 いつも 思う 。
この人は 俺には もったいなすぎる
もっと 明るくて 、 かわいくて 、 面白くて 、 そんな 。
そんな 人が この人には お似合いだ 。
桃 「 ん ~ ? 俺は 、俺の好きで お前と一緒に居んの 。 勘違いすんなよ ? 」
『 … … しってるっての 、 』
桃 「 ならよかったで~す 」
ほら 、 俺には もったいない 。 笑
コメント
1件
これ結構あるあるかも 友達と話してる時とかでも自分より他の子の方が友達も楽しいだろうし自分じゃ釣り合わないみたいなことずっと考えてるw 桃くんが口に出さなくても察して言葉かけあげてるのが優しすぎる!! やっぱりゆかちゃんの物語は優勝なんだよなぁ