テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
拝啓。
まだまだ暑くて、
夏休みの気分が抜けてない子も
宿題が終わらないって
焦ってた子も居るだろうね。
ところで、知ってる?
夏休み明けってね
学生の自殺率が高いんだってさ
ここで、僕の昔の話をするよ。
僕の恋人の話なんだけれどね
その子、病みやすくて
病院に通って、
薬を貰っている子だったの
でも、その子は強くて
いつも笑顔で
明るくて
沢山僕のお名前呼んでくれたの
だけどね
その子、いじめにあっててね
陰口も、暴力も受けて
誰にも相談できずに
苦しんでたらしいんだ。
僕も何も知らなくて
何もしてあげることができなかった。
今思ったらね
あの子の笑顔、
日に日に小さくなってた気がするんだ
今気づいてあげても
遅いんだけどね
だから、もう僕は
もう遅い、もうだめだ
じゃなくて
「これからどうしてあげれるか」
の段階で
君達の辛さに気づきたい
いつでもおいで
死にたくなった時でもいい
なんだか辛い時でもいい
何か言われた時でもいい
どんな時でも
僕は静かに話を聞いてあげるから
これは、ここに居る
たった一人の
君へのメッセージ。
君の代わりなんて居ない
君以外に、君になれる人はいない
だから、最後に聞いて欲しい。
一人で悩まなくていい。
難しいかもしれない
相談したら嫌われるって
そう思うかもしれない
だけどね
それで壊れるのは君だから
いつでもおいで
ここで待っているから
それじゃあ、
さようなら、またね。
死にたがりの君達へ
ここに居る一人の僕より
100
101
星星星@小説毎日投稿
70
コメント
1件
うわ…これ、胸にグッと来たわ。 夏休み明けの♡♡♡率の話から入って、笑顔の裏で泣いてた恋人の話…日々小さくなる笑顔に気づけなかった後悔、すごくリアルで刺さった。「もう遅い」じゃなく「これからどうしてあげれるか」って視点を読者に投げかけてくるところが、ただの悲しい話じゃなくて、ちゃんと前を向かせてくれる強さがあったよ。 僕からの手紙っていう形式も素直に響いた。第2話、続きも読ませてほしいな。