花垣武道、いや灰谷武道は兄達が世界で1番嫌いである
軽く設定
本当は
灰谷武道
14歳
兄が2人
黒髪、セットされていない、青眼ではなく紫眼、センス最高
喧嘩は強い
偽
花垣武道
14歳
兄弟はいない
金髪で、セットしている、カラーコンタクトをしており青眼、センス皆無
喧嘩は弱いが絶対に諦めない
キャラ崩壊
暴力表現
誤字脱字注意
所々原作改変
所々抜いてます
武道愛され
タイムリープない
灰武
文才はありません
それでもいいよって方は
↓↓↓
夜中の2時武道は準備をしていた
(早く、早く逃げないと…!)
(チャンスはもうないんだ)
(クレジットはダメだ、足が着く。ケータイもダメだ、多分GPSかなんか追跡アプリが入っているだろう)
(服も盗聴器かなんやら仕掛けてあるだろう)
(アイツらのことだから)
武道は今来ている服と、必要最低限のお金、教材を持って家から逃げ出した。
「はぁっはぁっ」
(バレないように、計画を練ってきたんだ)
(すぐに髪を染めよう。カラーコンタクトも買って目の色を変える)
武道は美容院で髪を金に染めた後、青のカラコンを買い、クソダサい服を買った
(こうすれば分からないだろう)
(アイツらが知ってる武道はいなくなる)
路地裏で服を着替えたあと、今まで来ていた服は海に捨てた
(ごめんなさい。環境汚染になるけれど許してください)
武道はそのまま走り、今までで兄たちにバレなかった友達の家まで一直線に走った
息は切れるし、身体も疲れる。
だが、武道はあの家から逃げれることが嬉しかった。嬉しすぎた
(やった、やった!!自由だ!!)
学校、外に出る時も1人の時がなかった武道は、自由というのが欲しかった。
あの家には無かったのだ。そんな自由は
ピンポーン
夜中にピンポンなど迷惑がかかるなんて分かっていたが武道は、一刻でも早く外に居たくなかった。
見つかるかもしれないという恐怖があったのだ
「はーい…どちら様ですか…」
「すみませんっ。アッくん、敦くんの友達の灰、」
武道は、灰谷、と言いかけてやめた
「花垣武道と言います!」
「急で申し訳ありませんが、居候させていただけませんか!?」
花垣武道の誕生である
武道は声量などどうでも良くなっていた。それほどに逃げたかったのだ
「…….なにか訳があるのね?」
「はいっはいっ!」
「じゃあいいわよ」
「ありがとうございます!」
「敦〜」
「武道くんよー」
ドタドタドタドタ
敦「タケミチ!?」
武「アッくん…」
敦「やっと、やっとか…?」
武「そう!そうなの!やっと逃げ出せた!!」
敦「良かったなぁ…」
武「うんっうんっ」
武道はこの会話も聞かれているとは知らずに喜んでいた
「ふーん、逃げちゃったんだァ…」
「俺達から逃げれるわけねぇのに」
「ま、束の間の幸せってことで、今は逃がしてあげるよ」
「それを言うなら束の間の休息だろ」
「あれ」
「まぁ、逃がしといてあげるのは同意見だけど」
彼ら兄弟は怪しく笑う。弟の声を聞きながら
アッくんとは昔からの友達だった。
兄達は縁を切れと言われたが、表向きには切ったフリをしていて本当は絶好友達だった。
オレは、アイツらと同じところがあるのが嫌だった。
だから目もカラーコンタクトで隠した。
服のセンスも最悪にして、喧嘩も弱いフリをした。
アッくんはオレが喧嘩をしてる姿を見る事がなかったからすんなり信じてくれた。
ただ一つ…これだけは、身体に入れられた刺青だけは消すことが出来なかった。
武道は風呂に入る度吐き気がしてくる。アイツらと同じものがある、アイツらの血が繋がっている。そう思い出すだけで気持ち悪くなった
突然溝中五人衆と呼ばれている、武道の友達のマコトが喧嘩をしに行こうと言い出した。
マコトが言うには友達の従兄弟のマサルくんとやらが番張ってるらしい。
武道はやめようと言うが他の皆は大丈夫だと言い、駄弁りながら向かっていた
着いた先で現れたのは、キヨマサというガタイの良い奴だった
マサルはパシリにされており、申し訳なさそうにこちらを見ていた。
マサルは嘘をついていたのだ。
案の定武道達はボコボコにされた
武道が本気で戦えば瞬殺だが、バレるのが嫌なためただ人形のようにボコられていた
その日から、喧嘩賭博というクソみたいなゲームに参加させられるようになった。
ある日、ファイターに選ばれたのはタクヤだった
武「無理だろ!!タクヤは身体弱いんだから!」
山「でも、逆らうと…」
武「だからって!」
タ「大丈夫だから…!」
武「…….無理すんなよ」
タ「当たり前だ!」
喧嘩賭博の時間がやってきた。
観客が負けるんじゃねぇぞ!なんて言っている
武道は怒りが込み上げていた
人を奴隷のように扱い、一方的に殴られるのを見て笑っている。
武道は、戦うことを決めた
武「キヨマサセンパイ、タイマン買ってくださいよ」
武道は演じているため、あまり本気で戦えなかった
殴られ、口が切れ、血を吐いた。
武道の血にはアイツらの血が入っている
武「あ…あ、」
キ「おーいどうしたァ!?」
武「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
武道は叫び出す。
その場にいる全員が驚いた
武「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だやめてやめてっごめんなさいごめんなさい」
武「嫌だぁ嫌だぁ」
武「やめてっ殴らないでっ謝るから、勝手に外出てごめんなさい」
武「あ、ぁ」
敦「タケミチ!!」
武「嫌だ」
敦「タケミチ!!お前は自由だ!!囚われてない!!」
唯一武道のことを知ってる敦が叫ぶ
武「じ、ゆう?自由…そうだ、俺は逃げ出したんだ」
ボソボソとなにか言っている
キ「…もう終わりかぁ!?」
ドゴッ
武「かはっ」
武「諦めねぇ、」
武「オレを倒すには殺すしかねぇぞ」
キ「…殺してやる!」
キ「バット持ってこい!」
その一言は観客をザワつかせる。バットなんて使ったら本当に死んでしまうなんて言っている
キ「早く持ってこい!!」
「オイキヨマサ、客が引いてんぞー」
「ムキになってんじゃねぇよ主催がよぉ」
武(誰?)
「ケンちん、どら焼きなくなっちゃった」
「そのあだ名で呼ぶんじゃねぇよ。マイキー」
その場に合わない声がする
「「「「総長お疲れ様です!!」」」」
その場にいる不良共の声が揃う
敦「無敵の”マイキー”東卍のボスだ!!!」
明石くんがアピールをするもガン無視を決められている
「マイキーは興味ねーやつとは喋んねーんだよ」
「す、すんません」
キ「お疲れ様です」
軽く頭を下げるキヨマサ
腹を蹴られていた
マイキーはタケミチに近づく
武「あ…」
マイ「オマエ、名前は?」
武「は…花垣、武道」
マイ「そっか…タケミっち」
武「へ?」
ド「マイキーがそういうんだからそうだろ?」
ド「タケミっち」
武「へ…?」
マイ「タケミっち、今日から俺のダチ!!なっ♡」
武「へ!?」
マイキーがキヨマサのもとへ歩いていく
キヨマサがいることも知らなかったのか
マイ「誰だオマエ」
なんて言って、先程まで武道を打ちのめしていたキヨマサは一方的に殴られている
マイ「またネ、タケミっち」
そう言い、去っていった
「誰だろうなァ」
「俺らの大切な大切な弟を傷だらけにしたのは」
「マイキー?」
「いや、キヨマサって奴だろ」
「マイキーもマイキーでイラつくけど」
「ねー」
「聞かれてるなんて夢にも思わないだろうね」
「さぁ…いつ迎えに行こうか?」
「「俺達のプリンセス…?」」
それから少しした頃、武道は散歩をしていた
ギャハハハハなんて下品な笑い声が聞こえてくる
路地面の方からだ。耳を澄ますと女性の悲鳴も聞こえてくる
コツコツコツコツコツ
「あ?」
案の定、女性が1人、襲われそうになっていた
武「チッ、クソが」
ドゴッ
武道は女性を押さえつけていた男を蹴り飛ばした
武「大丈夫ですか!?逃げてください!!」
「あ、ありがとうございます!!」
武「いえ!」
「何してくれてんだァ?」
武「はぁ…」
バキッバコッドゴッ
そこにいるリーダー…長内を残して他の奴らを片付けた
武「なぁ…オマエがやろうとしてたの?」
長「それ以外に誰がいんだよw」
バギッ
そのまま蹴りをくらわした
長「ガッ…」
武「伸びてんなよ?」
武道は長内の髪をつかみバキッドゴッガッと殴り続ける
長内が気絶したあと、武道は念入りに手を洗ったあとアッくんの家へと向かった。
目を覚まし、帰った長内は仲間にこんなことを言っていたらしい
長「アイツは悪魔だ…青の悪魔だ…」
その悪魔は弱い者に手を出そうとしている者に、罰を下して回っているとか…
その異名が拡がったのは言うまでもない
ある日、武道、ドラケン、パーちんぺーやんはマイキーに廃工場に集められた。
武「どうしました?」
マイ「いやーちょっと話しておこうと思ってね」
武「何をです?」
マイ「オレのチームの話」
ド「オレらのな」
武「え!?良いんですか!?オレ仲間でもないのに?」
マイ「ん?」
武「え?」
マイ「大丈夫!今日から仲間だから!」
武「ぇぇぇぇ!?」
ド「あー、ワリィなコイツワガママだから」
マイ「なんだと!?」
武「いえ…」
マイ「で、本題ね」
武「あ、はい」
マイ「そこにいる口にキズがあるやつ」
マイ「パーちんって言うんだ。その横の奴はぺーやん」
武「花垣武道です!よろしくお願いします!」
パ「…おー」
ぺ「オウ!」
マイ「その、パーちんの親友の彼女がさ、」
マイ「レイプされたんだよね」
武「は?」
マイ「愛美愛主ってとこに」
武「…メビウス?」
マイ「こーいう字」
書こうとするがマイキーの手は書かずに止まる
ド「はぁ…」
ド「こういう字な」
武「は…?」
武(ちょっと待てよ…この字前、女性襲ってた奴が着てなかったっけな)
武「なんで話したんですか?」
マイ「それは愛美愛主を潰すために手伝ってもらおうと思って」
武「俺弱いっすよ?」
武「そんな愛美愛主なんて強そうなチーム…」
「内輪モメしてるとこ悪ぃーんだけどさー」
「愛美愛主、愛美愛主ってウチの名前連呼すんのやめてくんね?」
「中坊共がよー」
パ「テメーは…」
長「騒ぐなチンカス」
武(いやーな声が聞こえんなぁ)
瞬間、武道と長内の目が合った
長「は、?」
武(この前のクズじゃん)
長「お、オイそこの野郎はオマエらの仲間か?」
そう言って指を指す方向にいたのは武道である
武「へ?」
武道は知らないフリを全力でする
マイ「そーだけど…何?」
長「あ…?」
長「何?なんて言ってんじゃねぇよ!」
長「ソイツはやべ」
武「え?」
武道は睨む見られていないと信じて
長「…あ」ガクッ
長内は気絶した。あの日の記憶がフラッシュバックしたのだ
東卍「あ…?」
武「…帰りましょー!」
マイ「…あぁ」
意味深な空気が残るだけだった
ある日の集会前日
マイ「ねーねータケミっち〜」
武「はい!マイキーくんどうしました?」
にぱっと言う効果音が着きそうな程の笑顔で聞き返す武道
マイ「ヴッ」
武「大丈夫ですか!」
マイ「ウン」
マイ「でさ、タケミっち」
武「はい?」
マイ「青の悪魔って知ってる?」
武「?なんですか?ソレ」
武道は自分のことだと微塵も思っていない
マイ「いやーさ、ある男の異名なんだって」
武「へー、悪魔なんて強そうっすね」
マイ「現に強いらしーよ」
武「すごいっすね!」
武「オレ、喧嘩弱いっすから憧れるっす」
マイ「でさ、特徴が青の瞳なんだって」
武「うぇぇ!俺と一緒すか」
マイ「ま、タケミっちは有り得ねぇなw弱ぇから」
武「グッ、事実っすけど酷いっす〜」
マイ「はははwww」
「あーいぼうっ!」
武「うお!千冬!」
千冬と武道は関係がなかったが話してみると馬が合い相棒のような存在になっていた
武「急に抱き着いてくんなよ〜」
千「いーじゃん」
武「別にいいけどさ〜」
千「いいんかい!」
武「いいんだい!」
千「ふっふふw」
千「ん?」
武「どーした?」
千「相棒ってピアスしてんだな」
武「え?してないけど」
千「嫌だってあるよ?ピアス」
千「ちっちぇーけど」
武「え、」
武(ピアス?つけた記憶なんかない。でも、あの家にいて、寝てる時バチンって音がしてた気が…)
千「しかもなんか機械音すんな」
武「ヒュッッ、嘘だ嘘だ嘘だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」
千「相棒?」
武「嫌だっあそこには戻りたくない!」
マイ「タケミっち…?」
武「ああぁぁぁぁあ!」
武道はピアスを耳から無理やり外すと投げ捨て、ガンッガンッと踏み壊している
千「相棒…?」
武「ごめん、ごめん、ごめんなさい。俺のせいで…」
千「相棒!!」
武「はっ!」
千「どうした?」
武「ん〜…なんでもないよ!」
千「ならいいけど…(そんなわけあるかよ)」
武「じゃあオレ、そろそろ帰りますね!」
武「また明日の集会で!」
マイ「またネ〜」
千「またな!」
タケミチは逃げるように帰っていった
千「ぜってぇおかしいっすよね」
マイ「どー考えてもなー…」
「あーあ、バレちゃった」
兄弟の兄はサンドバッグのように人を殴りながらそう言う
「なー」
「そうそう兄貴明日集会らしいよ」
「へーやっと会えんのか〜」
「やっぱ乗り込むのね」
「だから言ったんだろ?」
「当たり前じゃん。会えんの楽しみにしてんだから」
「俺らのタケミチが汚されちまったな〜」
「綺麗にしてやればいいだろ」
「そーなんだけどね」
兄弟はそんな話を笑いながらしていた
次の日
ド「これから集会を始める!!」
マイ「今日は~~~の件だ!!」
マイ「先週~~~~~~」
「ウワァァァ」
ド「どうした!騒がしいぞ!」
隊「総長!!敵襲です!!」
マイ「は?」
「ホントにこんなとこに居んの?」
「東卍にいるみたいだし、ここだろ」
「聞いたしさ」
「ん〜楽しみー」
なんて言いながら立ち塞がる隊員達を余裕で倒していく
マイ「なんでここに…」
武「あ…あ…」
武(バレないように…バレないようにしないと…!)
武道はバレないようにと下を向く
マイ「なんでここに、灰谷兄弟が居る!!」
蘭「べっつに〜?ただ弟を迎えに来ただけだよー」
竜「さっさと返せよ」
マイ「はぁ?オマエらの弟なんて知らねぇぞ」
蘭「あれ、アイツ嘘ついた?」
竜「マジ?殺しに行こ」
蘭「だなー」
武(やった…帰る…)
蘭「なーんて言うとでも思った?」
武「ヒュッッ」
竜「早く帰んぞー」
マイ「誰に話しかけてんだ?」
蘭「ほら帰んぞ」
ヌッ
武道の顔を下から覗き込んだ
武「あ、」
蘭「タケミチ」
武「ああぁぁぁぁあ!」
蘭「兄ちゃんの顔を見て叫ばないでよー」
マイ「は、タケミっち?」
竜「てことでコイツ、オレらの弟だから」
「オレ、聞いたことある…」
「六本木のカリスマ兄弟にはもう一人の弟がいるって…」
「お、オレも…」
ザワザワと騒がしくなる
武「な、なんで…」
蘭「俺の弟だよー?」
蘭「髪色と目の色変えただけで分からないとでも?」
蘭「それに、」
竜「昨日ピアス外したばっかだから跡残ってるし」
蘭「ねー」
竜「それに…特服キッチリ閉めすぎて何か隠してますって言ってるようもんじゃん」
蘭「そ。俺らの弟の証」
スルッと後ろに回ると上の方のボタンをパチ…パチ…と外していく
そこから見えるのは、灰谷兄弟と同じ刺青だ
それも兄、弟の刺青が繋がったような刺青の上の方が見える
武「ごめっ、」
蘭「ハイハイ。ごめんなさいは要らねぇからなぁ」
竜「サッサと帰ろー」
蘭「だなー」
マイ「逃がすワケ…ねーだろっ!」
蹴りを食らわせようとするが手で止められる
蘭「いってぇ〜」
蘭「あ、タケミチマイキーとやってみる?」
マイ「はぁ?無理だろタケミっち弱いんだから」
竜「あ?タケミチはオレらの弟だぞ?」
蘭「それに、最近は青の悪魔?みたいに呼ばれてるみたいじゃん?」
武「無理です…マイキーくんとは戦えない…」
蘭「んじゃ、帰ろーね」
竜「さーまた逃げれるか見ものだねー」
武「マイキーくん、皆さん。さようなら」
タケミチは大粒の涙を流しながらそう、連れ去られて行った。
❦ℯꫛᎴ❧
あめ🍬から
長く、面白くもないお話を読んでくださり、ありがとうございました!
ちょっとずつ書いてたので時間がかかりましたが…まぁ満足出来たので!
また、ノベルをあげるかもしれません!
それも見ていただけると嬉しいです!
こんなにつまらないお話を読んでいただき本当にありがとうございました!!
また会いましょー!
コメント
6件
これの続きまじ見たみたいです! 可能なら💦
めっちゃ好き!続き待ってます!