ギシッ……
ベットにゆっくり上がって来る
『ねえ。だめ?』
「ちょ…ちょっと……。」
「ダメです…」
『絶対これからも仲良くやって行けるよ』
『だから…。』
ゴクリと喉を鳴らす
何がなんでこうなったかと言うと…。
お風呂から上がった時の事
「ね~rdさん」
『ん~?』
「髪乾かしてください」
『どらいやーってヤツで!?』
「ははっ笑」
「ドライヤーで」
ドライヤーを渡す
『おぉー!どらいやー!』
『で、どうするの?』
「……」
「…えっと、」
「_____」
ドライヤーの使い方を簡単に説明した
ドライヤーの大きな音と共に
熱風が1箇所にあたり続ける
「rdさん…」
「ぁの、…ぁっぃ…です…」
「rdさん……?」
『……』
ドライヤーの電源を切って
『アイツ…。』
『あー…』
これ明日髪痛むだろうなぁ~。
髪を触りながら考える
「どうしました?」
『pnに首触られた?』
「く…首…」
「今日?」
「いやぁ、。?」
「髪結ぶぐらいなら
いつもしてもらってますけど…。」
『はーーーぁ…????』
『…まったく……』
そう言いながら首筋を撫でるように触れる
rdさんが*ふぅ*、と一息ついた後
「は?」
『いやだってさ良い事しかないよ』
『ほら、相性いいし』
『俺なんでも出来るし…』
『多分一生どっちも恋人出来ないだろうし!!』
『一生一緒だし』
『…好きだし』
「……はぁ」
深いため息をつきながら彼の話を再び聞く
『ね、!俺は本気』
『だから……』
「急すぎるし」
「付き合ってないし」
「デリカシーないし」
「妖怪だし」
「雰囲気ないし」
「なんにも分かってないし」
「好きじゃないから」
『ぅ”…ッ』
『たッ…たしかに
手順ってのがなかったけど…』
何に焦ってるんだ?
『好きじゃないの。?』
『そっちは…。』
「はい」
『そんなキッパリ…笑』
「なんか自分が迷いなく断ったり
気持ち悪いとか言ったらなんか…」
「……ニッコリしてますよね」Mなん?
「そこもキモいんで…減点です 」
『そーゆーアオイも好きって事』
「……」引
人間と妖怪は両思いだと結婚ができるらしく
結婚すると今まで殺めた物が
成仏され罪滅ぼしができるらしい。
妖怪は人間になり
これまでの契約は消える…。
『__だから結婚にはメリットしか…』
「こんなの誰でもいいじゃないですか」
『え?いや…』
『違…』
「rdさんの言葉。
全部冗談にしか聞こえません。」
「好きとか…」
「学生の遊びみたいで…、」
『俺は……』
「契約しちゃったんだし
仕方なくなんじゃないんですか…?」
『ちがっ…!』
『ほん……』
『本気で言ったらダメなの……?』
耳、頬を赤らめる
なんだ…。
嘘ついてないんだ。
「……」
「好きな人としか結婚しない」
『その好きな人が俺になる確率は?』
「……1%…」
目を逸らす
『ぇっ』
『えっへぇ~~笑』
『0じゃないんだね』
「顔がいいから…」
『顔かい……』嬉しいけど…
で、今に至る
『だめ……?』
『押しに弱くない…?』
「ま、まず。なんで 今
こんな話をしたのか教えて」
『…首に、』
『首にマークが…。』
「マーク?」なんの?
『妖怪が好いた人間に付ける印だよ。』
『俺も付けていい?』
「え、やだ…」
「そんなの付いてるんですか。?」
『一応出来る限り消したけど…。』
『またつけるだろうな。』
『しかも結構妖力込めてて消えないし…』
『結婚したらそのマークも完全に消えるよ?』
「…まず付き合ってからでしょ…」
『え、付き合う?』
『ほんと?ありがとう』
『大好き可愛い』
「きっしょ……」
『えっ……♡』
「何ときめいてんの…」
最近いいね増えてる嬉しいありがとう!!
コメント
4件
本当は次にもう1話話があるのですが。個人的にお気に入りではなかった事からテラーには書かないことにしました。気になる場合はプリ小説で!
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! あら、それは大変だね〜… ふむふむ…まずドライヤーは あの世界には無いんだね…!!!(?) まぁ本気だろうが本気じゃなかろうが 今は好きじゃないから無理だよ…(?) あー…pnが付けてるのかな? でも別に良いと思うよ?? だって「私はこの人好きですよ〜」 って示すのも大事だし!!!(?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!