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第一話のエッセイは、読書経験から思う事があったからで、チョット例をあげますと、私は佐藤愛子先生の作品が好きで愛読者ですが、先生の文章にこういう話しがありました。
川上宗薫というどちらかと言えばキワドいエロ小説を書く文化人が居られ、佐藤愛子先生とは懇意だった。ところが川上宗薫氏は氏の実生活を書いていると思った読者が「川上宗薫はポシャった」と書いた。その感想に対して大変憤慨しておられた。彼女はその読者が川上宗薫氏を作家としてでは無く、エロ犯罪者の様に表現をしてきた事について怒っていたのである。佐藤先生も、直木賞作家としてでは無く青二才の読者によっては無教養な三文作家に思われているかも知れないという危惧ではなかったかと思います。
書いたものによって人格を勘違いされるというのはたまったものではありません。