テラーノベル
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いつも背中を追うばかりだった
隣を歩けるようになりたかった
でも先輩は彼女を作った
幼馴染の女の子
そりゃ恋愛対象は女性だろうから
ショックも糞も無いけど
それでも慕っていていつも話しかけたら
笑顔で返してくれる先輩が大好きだったのに
先輩は僕が話しかけても
彼女さんの話をよくするようになった
楽しそうで、幸せそうな顔
今の僕の顔酷いんだろうな、笑
顔、見せられないや
俯いて話を聞くことしか出来なかった
そんな僕の様子に気付くこともなく
先輩は話し続ける
前は少し様子が変わったくらいで
気づいてくれたのにね
…アルバムでも見ようかな
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