テラーノベル
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久しぶりにノベル書いていきたいと思います
今回はRなしのニキしろとなっております。
付き合う前のおふたりのお話です。
-やっと。-
深夜の通話。
配信終わりでエゴサも程々に落ち着いた頃。
「いや〜今日のぼびテンション高かったね笑」
ニキが笑いながら言うと、画面越しにため息が返ってくる
「そらお前がずっと無茶ぶりしてくるからや..」
「でもなんだかんだ全部拾ってくれんじゃん」
「ほっといたら収拾つかへんやんけ」
呆れた声なのにどこか楽しそうで。ニキは思わず笑った。
「なんか今日機嫌いい?」
「別に普通やけど?」
「絶対うそ。ちょっと声柔らかいもん」
「気のせいやって。」
即答。でも否定の仕方があまりにも弱すぎる。
ニキは机に頬杖をつきながら画面の向こうのぼびーをみる。
「…….ぼびーさ」
「なんや」
「最近、ちゃんと寝てる?」
「急になんや?」
「いや、顔しんどそうだから」
しろせんせー______ぼびーは一瞬黙ってから、小さく笑った。
「お前、変なとこで鋭いよな笑」
「長い付き合いだから?」
「…..それ言われると弱いわ」
珍しく素直な返事。ニキは少し照れ隠しをするかのように笑った。
「頼ってくれていいのに」
「頼っとるやろ、結構」
「え、そうなの?」
「こんな時間まで通話付き合っとる時点できづけやあほ」
その言葉に、ニキは一瞬止まる。
ぼびーは照れたのか、視線を逸らしながら続けた。
「お前と話しとると楽やねん」
静かな声だった。ニキの心臓が少しだけ跳ねる
「……..それ反則、」
「は?」
「いやなんでもない」
ニキが誤魔化すみたいに笑うと、ぼびーは怪しそうに目を細めた。
「絶対なんかあるやん」
「ないない」
「顔赤いやん」
「配信ライトのせい!!」
「便利やなその言い訳」
ぼびーがくすっと笑う。その笑い声だけで、なんだか負けた気分になる。
ニキは観念した、というように椅子へ深く座り直した。
「……..ぼびーってさ」
「ん?」
「距離近いよね」
「は?」
「いや普通に。〝楽〟とかさらっというし」
「思ったこと言っただけやけど」
「それがさ〜〜〜〜」
ニキは頭を抱えるふりをした。
「リスナーだったら勘違いするって」
「なんの?」
「….知らん、」
ぼびーは少し黙ってから、急に吹き出した。
「お前、意外とそういうの弱いんやな笑笑」
「うるさい!」
「いつも余裕そうなくせに」
「ぼびー相手だと無理」
言った瞬間、空気が凍った。
ニキ自身も「やば、」と思った。勢いで口が滑ってしまった。でも通話は切れない。
恐る恐る画面を見るとぼびーが固まっていた。
「……今の、ずる」
消え入りそうな小さな声。
「え?」
「そんなん言われたら、意識してまうやん、」
ぼびーが視線を逸らしながら呟く。
その耳が少し赤いのを見て、今度はニキが固まる番だった。
「.,..,.えちょっとまって”..、」
「またへん」
「いやいやいや」
「知らん先に変なこと言ったのお前や」
そう言いながらも、ぼびーは通話を切ろうとしない。
むしろ少しだけ嬉しそうに笑っている。
ニキは心臓がうるさすぎて逆に笑えてきた。
「え、これどういう空気?」
「知らんて」
「ぼびー照れてる?」
「照れてへん」
「絶対照れてる」
「うるさいなぁ…..」
ぼびーは片手で顔を隠した。
でも耳まで真っ赤になっているのが全部見えている。
ニキは少しだけ真面目な声になる
「….でもさ、嬉しかった」
「なにが」
「ぼびーが俺といると楽って言ってくれたの」
その瞬間、ぼびーの動きが止まる。
「俺さ、ぼびーと配信してる時間めっちゃ好きだし、通話も結局毎日したくなるし」
「…..おう、」
「だから、多分だけど」
ニキは1度息を飲んだ。
冗談っぽく逃げてしまうのは簡単だった。
でも今はちゃんとぼびーと向き合いたかった。
「普通に、好き」
静かな通話に、その言葉だけが落ちる。
ぼびーはしばらく何も言わなかった。
ニキは「終わったかも」と思い始めていた。
けどその数秒後、ぼびーが小さく笑った。
「…….遅いねん、笑 」
「え?」
「こっちは結構前から好きやったんに」
今度はニキが完全に固まる。
「は、”、!?!!、?!」
「いや声でか、」
「いやまって!?!いつから!?!!?」
「知らん気づいたらや」
ぼびーは恥ずかしそうに笑いながら続ける。
「お前が配信終わりに毎回〝今日も楽しかった〟って言うとことか、無駄に優しいとことか…そういうのでずるずる、」
「無理、嬉しすぎる」
「大袈裟やな」
「いやだって両思いじゃん!?!」
「まぁそうなるな、」
ぼびーが照れ隠しをするように視線を逸らす。
ニキはにやけるのを止められなかった。
「じゃあさ」
「ん?」
「付き合う?」
その言葉にぼびーは少し笑って。
「確認いる?」
「ほしい!」
「…..ほな、よろしくな。ニキ」
その呼び方がいつもより甘く聞こえて、ニキは机に突っ伏した。
「待って無理、好き」
「はいはい」
「絶対今笑ってるでしょ」
「笑っとるけど?笑」
「ひど!」
でもぼびーの声は、すごく優しかった。
コメント
2件
あっっっっつ。あーーもうえんろ。はー???ダルすぎる nkさんがちょい押され気味なの珍しくて大好きすぎる、そんで白井の小悪魔チックなところまじ美味しいご馳走様 そんで今日は配信あるらしいねまるちゃん大忙し