テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
連投すまんな
誰も彼の遺体を持ち帰ることを願い出ませんでした。
今日も朝から色々と面倒なことが……あれ?また?だって、さっきも同じことをした気がするから。
「……うーん…」
「どしたの、おはよNoob」
「おはよう、何もないよ」
記憶を辿ってみれば、多分死んだのは彼だ。
Elliotさんは妖精の祭典に肉として扱われて死んだけど…Chanceさんは何が原因だ…?
T-02-43、というのの作業に行っていたという記憶はある。
「そう?ならいいけどー……あ、作業
行ってくるよ、俺」
「あぁ、はい…行ってらっしゃい…」
…大丈夫だろうか。
「えーっと、T-02-43は…ここかぁ」
中を覗いてみると、なんだか暗くてよく見えない。目をよーく凝らしてみると、そこには蜘蛛が沢山いた。
…なんだかこの間も同じような光景を見た気がするが、多分気のせいだろう。
「えーっと…本能作業か!うんうん…」
本能だから、食事を与えたりしてやればいい。
なんだから楽な仕事だなぁ。
「…よしっ、完璧だな」
繭にされなかったことを感謝しつつ、収容室を後にした。
…繭?
「……あぁ、おかえりなさい」
「ただいまー…なんか、なんか違和感あるんだけど…」
「…?えっと、お疲れですか?休憩します?」
「あ、いや、大丈夫、気にしないでくれ」
「そ、そうですか…」
なんだかブツブツ呟いていた気がするけど…。
「えーっと…とりあえず、仕事頑張るか!」
「…っふふ、そうですね」
まぁ、いいか。
「見てー!メガネ貰ったぞ!」
「わぁ、おめでとうございます」
Chanceさんがメガネ…ギフトを貰ってきたようだ。
かなり似合っている。これはいい。
その後、僕もレティシアにギフトを貰った。なんとなく頭が重い気がするが…鈴のせいかな。
「んー…なんか重いな……」
「はは、重そー…んぁ?なんだこれ」
「…ふむ、試練、ですかね?」
「試練、あー、試練…この変な服で大丈夫なのか?」
「変な服って…」
EGOって言うんだけどな…まぁいいか。
「多分大丈夫かと…えっと、行きましょうか、指示も来ましたし」
「ん、そうだね」
廊下に出て、ちょっとエレベーターに乗って…そこに、多分、僕たちが今から倒すべき何かが居た。
見た目からして、これがそうなんだと思う…けど。
「うわぁ、なんだこの、紫色の…」
「確かに、なんでしょう…
ま、まぁ、倒しましょうよ、えっと…多分、大丈夫ですから!ね?」
「ん……そうだね、そうかも」
黒いぐにぐにっとしたやつを何とか倒した。
いや、結構痛かったけど、ちょっとクラクラするし…絶対に、なんか変な、精神面に影響のある攻撃でもされたのかな…分かんないけど…。
はぁ、結構時間かかった。
今はChanceさんとメインルームに帰っている途中。
「…ふぅ、これで終わりだと、いいんですけどー…」
「あはは、確かに、そうかも。疲れたよ、俺も」
「ですよね?」
相変わらず紫色の情報チームに入って、ぼーっと辺りを見渡してみる。
Chanceさんは近くの壁にもたれかかって、そのまま滑り落ちるようにして地面に座った。
とりあえず、まだ心臓がバクバク言っているのを何とか抑えたくて、深呼吸をする。
そんなことをしていたら、今日の仕事は終わりだと、そんな放送が入った。助かっちゃうな、疲れていたから、今日は早く寝よう…。
「一緒に帰ろうぜ~。なんかお前、ちょっと疲れてるみたいだし、連れて行ってやるよ」
「え、あ、ありがとう、助かるなぁ」
「はは、行こうぜ~」
DAY7:
母なるクモ/T-02-43
・彼女に洞察作業を行ってはならない。収容室で洞察の作業を行うと、母なるクモが収容室内部を清掃していた職員を即座に捕らえ、繭に変えた。