この作品はいかがでしたか?
301
この作品はいかがでしたか?
301
コメント
3件
ありがと
200いいねしといたよ
俺は叔父に引き取られた
どうやら叔父は俺の母親の弟で一人暮らししていたらしい
「ふぅ、荷物の整理やっと終わったな」
「疲れた~」
そんなことを話していると
「なぁ、イザナ。“前”ってなんだ…?」
「え?」
「僕が君のことを調べたとき、君は血縁のない身内なんていなかった。なのに前絶望したといったね」
俺は前世のことを話すことにした
「俺、前世の記憶があるんだ…」
叔父は目を見開いた
「妹がいて、妹はじいちゃん家に預けられたけど俺は施設に預けられた。ダチみたいなやつ…鶴蝶もできて、普通に暮らしてた。
だけどある日、俺の兄貴が会いに来たんだ…」
「兄貴…?」
「うん…シンイチローっていって俺の腹違いの兄貴だって言ってた。すぐに仲良くなった。シンイチローは喧嘩めちゃくちゃ弱ェのに黒龍っていう暴走族の初代総長だったんだ。黒龍は何代も続く伝説のチームで俺も引き継ぐんだって思ってた。
だけどシンイチローはマンジローに継がせるって言った」
「マンジロー?」
「シンイチローの実弟。悔しかった。俺のお兄ちゃんって思ってたのに知らないやつのお兄ちゃんだったなんて。
それから数年たったとき、俺を捨てた母親がパチンコ店で並んでたのを見たんだ。俺はそんなことをするために俺と妹…エマを捨てたのかって問い詰めたよ。そしたらお前とエマは血が繋がってないって言われた。俺はその後シンイチローにいいよった。なんで騙したんだって、俺は最初からの地獄なら耐えれた。だけどある日絶望に落とされて苦しかった。
それから俺は8代目黒龍の総長になって、犯罪組織に墜とした。
そしてある日、シンイチローが死んだ、殺されたって連絡が来たんだ。」
「っ」
「犯人はマンジローのダチだった。シンイチローはバイク屋でダチのやつはマンジロー…マイキーの誕生日プレゼントとして、バイクを盗もうとした。だけどそれをシンイチローに見つかって殺したんだ。それからまた数年後、俺は横浜を拠点とする暴走族“天竺”を作った。
マイキーは東京最強の暴走族“東京卍會”の総長で、俺はマイキーを利用しようとする稀咲ってやつの操り人形にされて、俺はマイキーへの復讐のために……エマを…殺した…」
「なんだって?!」
「エマを殺せばマイキーは正真正銘一人ぼっちになる。稀咲にそう言われ実行した。
そして天竺対東卍通称“関東事変”が始まった。
マイキーはエマが死んだ日なのに来た。天竺が押されたとき鶴蝶が俺にもうやめようといった。その時鶴蝶が稀咲に銃で撃たれた。」
「はぁ?!」
「稀咲は俺を利用してマイキーを傀儡にしようとしていたから邪魔な鶴蝶を消そうとした。俺は鶴蝶を庇って3発撃たれて死んで、気がついたら生まれ変わってた。
叔父さんはこんな俺を本当に家族にしてくれるの…?今ならまだ手放せるよ」
「イザナ。僕はイザナを本当に家族にしたい。たとえ前世で人を殺していてもだ」
「いいのか?後悔しても遅いぞ。」
叔父が頷いた
「嗚呼。もう一度聞く。イザナ、僕を君の家族にしてくれないか?」
「いいぞ…でも、一つお願いがある。俺を残して逝かないで。」
「もちろん」
俺は今日、黒川イザナから降谷イザナになった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おまけ1
「なぁ叔父さん」
「叔父さーん」
「叔父さんって…」
「なぁイザナ。叔父さんって呼ぶのやめてくれないか…?」
「え?」
「二十歳で叔父さんって言われるのは嫌だ。別の名前で呼んでくれ」
「じゃあ…零さん?降谷さん?」
「僕たちはもう家族だ。どうせなら兄ちゃんがいい」
「ええ〜。兄貴」
「兄ちゃん」
「兄さん」
「兄ちゃん」
「兄上」
「兄ちゃん」
………
「だーっわかったよ。兄ちゃん」
「イザナ〜っ」
「わーっ抱きつくなーっ」
降谷家は今日も元気
おまけ2
メールにて
ゼロ∶ああそういえばヒロ
ヒロ:なんだ?
ゼロ:甥っ子もとい弟できた
ヒロ:…え?
ゼロ:そういうことだ。じゃあな
ヒロ:ちょっと待て!
ヒロ:ゼロ?!説明してくれ!!
ヒロ:説明!!プリーズ!!
ヒロ:説明を求む!!
ヒロ:ゼロー!!!