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「では、どの花にするのか決めてください。意味をもって渡したと思うならこちらを参考にしてもいいですよ」
俺は花は言葉なんてどうでもいいいい言葉でも悪い言葉でもいいでも桜にだけはいい言葉で渡してあげたい。 「じゃぁ俺はすかび….おさ?って言うやつにします。」 「スカビオサですね。もうひとつはどうしますか?」 「じゃぁさこのナズナって言う花にします。」 「じゃぁ早速作っていこうか。」
そう言うと俺達はキーホルダーを作ることにした。
「まず、スカビオサの花びらを千切ってこの皿においてねナズナは元々小さいからそのままでも大丈夫だからね」
簡単だろうと思っていたけど全く簡単じゃなかった。少しでも欠けないようにする為にピンセットで取っているが掴むところが難しく欠けていくばかりだった。イライラする事もあったけど桜のためだと思うとイライラも無くなっていく
俺は笑いながらこう言った
「好きな子パワーって言うやつなのか?(笑)」
そして着々と作業していくと3時間かかってしまった。
「で、できた~!!!!!!!!!!!」 少し赤が混じったレジンの中にスカビオサの花びらやビーズが入っているキーホルダーと少しピンクが混じったレジンの中にナズナとビーズが入っているキーホルダーが出来ていた。
「綺麗….花だけでこんなに綺麗なキーホルダーとか作れるんだ…….で、でも本当にいいんですか?こんなに綺麗なキーホルダー作っといて無料でくれるなんて」
そう聞くと
「もちろん、特別なお客様だからね」 「本当にありがとう!」そういって俺は勢いよく店を出た。