学パロです。
なんも言うことがありません、駄作です。
__
初めて会ったのは、入学式だっけ。
中学に上がるに伴い俺は引っ越してしまったため、周りは知らない人だけ。
何も喋れず、友達もできずに一年が過ぎると思っていた。
そんな時、隣の席になったのが彼、ぺいんとだった。
彼は、少し恥ずかしそうに、ぎこちなく笑って自己紹介をしてきた。
その笑顔に胸を刺された。
比喩とかじゃなくて、本当に胸が痛かった。
こんなの、初めての感覚だった。
俺らはすぐに仲良くなった。帰り道を一緒に帰る程度には。
でも、それじゃ足りずに気づけば俺は、彼のことを目で追うようになっていた。
友人関係に嫉妬して、自分以外に向けられた笑顔を想像して、頭がどうにかなってしまいそうだった。
毎日、毎日、彼をどうしたら自分だけのものにできるか考えていた。
無論、答えがわかることもなくずっと、モヤモヤしたものを抱えながら過ごしていた。
そして、ある日突然、答えがわかった。
そして同時に、自分のものにするのが、いとも簡単に行えるのだとわかった。
だから俺は、実行に移した。
「 な、ぺいんと。 」
「 んー?何、どした? 」
放課後、多くの生徒が教室を後にしようと準備している最中、同じく、帰りの準備をしていたぺいんとに声をかける。
「 今日暇?ちょっも勉強会やりたくて 」
「 え、マジ?暇暇!やりたいやりたい! 」
「 おっけ。今日俺ん家誰もいないからさ、俺ん家でやろ 」
「 おけ。あ、じゃあ泊まってってもいい? 」
「 最初からそのつもり。ちゃんと準備してから来いよ〜? 」
「 わかってらぁ 」
「 ん、なら一緒に帰ろ 」
「 あーごめん、今日しにがみと帰る約束してるからさ、 」
「 あー、おっけ。 」
んじゃ、またあとでー、と手を振りながら教室を後にするぺいんとの背中を見つめる。
その背中が、姿が、声が全部が。
あと数時間後には俺の手の中にある。
そう考えるだけでゾッとする。
「 待っててね、ぺんちゃん 」
つぶやかれた一言は、誰に踏まれるでもなく床のゴミと化した。
待ち焦がれていた時間は、割とあっさりやってきた。
家の自室で準備を済ませた時、
ぴんぽーん
と、間抜けた音が無人の廊下に響いた。
その幸せなチャイムを聞き、覚えず満面な笑みを浮かべた俺は玄関へと向かう。
一歩一歩、焦らすような歩みで階段を降りれば、反響した足音が散っていく。
玄関前につき、大きく深呼吸をすれば、ゆっくりと、何も悟られぬように扉を開く。
着替えてきたのか、私服で、少しの荷物を持ったぺいんとが、そこに立っていた。
「 はーい、いらっしゃい 」
「 いらっしゃられましたーー 」
雑に冗談がましくいうが、お邪魔します、ときちんと言うところや、靴を揃えるところにいい子が滲み出ていることを感じる。
「 先俺の部屋言っといて?準備してくる 」
「 おけ。あ、ついでになんかお菓子持ってきてよ 」
「 りょ 」
お菓子を取りに行こうと台所へ向かうと、軽快な足取りで階段を登る足音が反響して聞こえてくる。
お菓子はどうせ食べないだろうけど、とりあえずクッキーの袋を掴み、持っていくことにする。
先よりも軽く、早い足取りで階段を登る。
部屋の扉を開けば、俺のベッドに座りスホを触るぺいんとが目に映る。
彼は俺に気づくと、スマホから手を離し軽く手を上げた。
「 お、おけーり 」
「 おかえりって、ここ俺の部屋だからおかえりもクソもないんだけど〜? 」
「 もはや俺の部屋だから 」
「 はあ〜??? 」
そんな文句を垂れながら、クッキーを机に置き、さりげなく彼の隣に座る。
「 なーに見てんの? 」
「 マイクラの実況動画。最近お気に入りなんだよね〜 」
コイツがおもろくてさあ、声うるさいけど割と頭切れてて、と動画の中の男を指差す。
どこかで見たことあるような、青色のスキンだが、思い出せずというか、思い出すつもりもなく、適当に返事をする。
「 ふーん、そっか 」
「 なに、そんな興味ない?? 」
俺の答えに不満を持ったのか、口を尖らせ反抗してくる。
その姿に我慢の限界を迎え、彼の右手首を掴む。
すると、驚いたように目を見開きこちらを見つめてきた。
俺はそんな視線を無視しつつ、手首を掴んだまま唇を合わせた。
柔らかいリップ音と、似合わぬ視線が俺に向けられた。
何か言おうとしたのか、口を開いたその隙間に舌をねじ込ませる。
初めは彼も抵抗しようとしていたが、逃げることもできず、快楽に身を任せることにしたようだ。
数十秒の末、息も苦しくなり、唇を離せば、ぺいんとはとろんとした顔で必死に酸素を取り込んでいた。
そのままの勢いでベットに押し倒すと、ぺいんとの手からこぼれ落ちたスマホが音を立てて、ベットの下に落ちていった。
それを捉える余裕もなかったのか、ぺいんとは怯えたように尋ねる。
「 な、にしてんの…? 」
「 んー?別に、押し倒してるだけだけど 」
「 いや、だからなんで…? 」
「 いまから、ぺいんとと繋がるためだけど 」
反論も待たず、そのまま彼の服に手をかける。
慌てて抵抗しようとしてくるが、全て無駄。
俺のが力は圧倒的に強い。
「 んふ、俺に力で勝てるわけないのにねえ、ぺんちゃん 」
抵抗も虚しく、服を脱がされた彼は恥ずかしそうに目を逸らした。
そんな彼を横目に、そっと、穴の中に指を入れれば、顔が顰められる。
「 ッぃ、たいよ… 」
「 だいじょぶ、すぐ気持ち良くなるよ? 」
そう言いつつ、膨らんだところをぐ、と押してみると
「 ぁ♡ 」
と、押し殺したような艶めかしい声が響く。
「 ここが好きなんだね、ぺんちゃん 」
同じところを何度も押してあげれば、だんだん感度も良くなってきたのか、声が大きくなっていく。
「 ぁッ♡ィくッ♡らだぁッ♡ 」
「 いーよ、イっちゃえ 」
俺のその声と同時に、彼は絶頂に達する。
「 ん、もういいかな? 」
指を抜き、自分も服を脱げば、欲望に塗れた自信のモノが顕になる。
それを、彼の穴にあてがえば、怯えたような声をあげ始めた。
「 っ、むりっ、やだ…!やめて、やだよらだ…! 」
「 大丈夫、怖くないよ 」
「 やだ、こわい…こわいよぉ… 」
涙目の彼をそっと撫でれば、容赦なくその穴に自身のモノを突っ込んだ。
「 あ” ッ♡!? 」
そんな、また一段と大きな声を聞きながら、俺は腰を動かし始めた。
どれくらい続けてたっけ。もう記憶ないや。
ぐちゃぐちゃなぺいんとの顔を見れば、相当長い時間続けていることはなんとなくわかった。
嫌らしい音を立てながら、腰を動かせば、大きな声で喘ぐ彼。
「 んきゅぅ〜~~ッ♡♡ ! ?はヒュッ♡♡ 」
快楽で息ができないのか、若干過呼吸になる、その姿さえ愛おしい。
「 ちゃーんと息吸って、ぺいんと 」
「 はひッ♡ ぁ”ぇ、ッッ♡♡ 」
「 ふは、ほんとかわいい。俺だけの、俺のぺいんと♡ 」
奥をついてやれば、嬉しそうに、苦しそうに喘ぎをあげる。
そして、きゅうきゅう、と俺のモノを締め付けてくる。
「 んは、締め付けすご♡ ね、俺の中に出していい?いいよね?俺のぺいんと♡ 」
「 ぁッ”♡ んく”ッ♡いぃょッ♡ 」
「 んふ、かーわい。 」
ラストスパート、と腰の動きを早める。
もう、壊れたような喘ぎ声が響く。
「 ぉ” ッ♡♡ ッぁ~” ♡♡ ィくッイっちゃ、♡ 」
もう何も出なくなったのか、ぎゅう、と穴を締める。
「 ッ、♡俺もイくッ 」
我慢しきれなくなり、欲望を中に果たす。
「 オ”ぁ、~~♡ぉ、すぎ…♡ 」
「 っふ、♡ かわいーのが悪い…ッて、寝ちゃった? 」
かくん、とぺいんとの体が落ちたのを見るに、寝落ちしてしまったのだろう。
自身のモノを抜けば、受け止めきれなかった欲望がどろ、と出てくる。
その姿にまた興奮するが、これ以上はぺいんとを壊してしまうため、我慢する。
愛しいな、と頭を優しく撫で、鎖骨あたりにキスを落とすと、びく、とぺいんとの体が揺れる。
「 うわ、寝てても反応してんじゃん… かわい 」
優しく、頰撫でてあげれば、喜んでいるように見えた。
「 これで、俺だけのものだよね、ぺいんと。 」
end.
コメント
3件
いやもう長くて喜んで読みます
基本的にこういうストーリー混じりなものを上げたいのですが、くそほど長くなってしまったので悩んでいます