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#ファンタジー
masyu
18
52
如月 湖珀 ,
140
初連載小説です
本編どうぞ!
『20☓☓年、日本に正体不明の生物、通称「怪人」が出現するようになりました。
同時に、奇跡の力に目覚めた10~18歳の少女〝魔法少女〟が現れ始めました。』
『魔法少女は成人前の女性しかなれない為、国は魔法少女を保護するために「魔法少女保護局」を立ち上げ、魔法少女の支援や育成を行っています。』
『魔法少女達はそれぞれ引退した先輩が運営する組織に所属し、日夜怪人と戦い続けています。』
『ここで今月の魔法少女ランキング〜!!』
『1位、「ツインレイ」所属のペルフェクティ!!21ヶ月連続の1位です!!お次は_』
ブツン。
ポップな感じの明るいBGMと
やたらキラキラした液晶ディスプレイ
の灯りが消えた。
残ったのは静寂と小さな苛立ちだけだ。
「ハァ゙〜」
大きなため息をつきながらソファーに寝転ぶ。
「クソが。」
ついた悪態は虚しく天井に吸い込まれていく。
そういえば夕飯がまだだったと立ち上る。キッチンへと向かい、湯を沸かす。
そこら辺に積んであるカップ麺を1つ掴み、湯を注ぎ、かやくやスープを入れる。
3分が異様に長く感じた。
「…不味い。」
いつもどおりのカップ麺は、砂の味がした。
『こちら3番駐屯地司令塔 B地区13番に怪人の出現を確認。付近の魔法少女は急行願う。』
食べかけのカップ麺を置いて殺風景な部屋に似合わないコンパクトを手に取る。
「変身」
その一言で身支度は完了する。
地味な赤いドレスに魔法少女らしから斧。飽き飽きするほど見慣れた自分の戦闘服だ。
家の戸に手を掛けて重い足取りで
屋根を伝って現場へ向かう。
『こちらスケレイト 該当地区に到着。バディの到着後任務を開始します。』
無線に報告をし相方を待つ。
自分一人では動けない。
そういうルールだから。
背後で軽い着地音がした。
「おまたせ!」
振り向くと、自分の相方「ペルフェクティ」が立っていた。
豪華なピンクの衣装に魔法少女らしい杖。いつ見ても可愛らしい彼女のコスチュームだ。
今日も彼女はキレイだった。
ここで切ります!
さようなら!
コメント
1件
うわっ、めっちゃエモい世界観…!😭✨ 魔法少女ものなのに主人公の虚無感と疲れがすごく伝わってくる…「砂の味がした」カップ麺の描写、刺さりすぎた。華やかなペルフェクティとの対比も良いし、彼女のこと「今日もキレイだった」って思う主人公の心境、気になりすぎる…!続きどうなるの!?🔥