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#ファンタジー
masyu
18
52
如月 湖珀 ,
140
本編どうぞ!
『こちらペルフェクティ到着しました!任務を開始します!』
彼女は明るく可愛い声で無線に報告する。
「さぁ、いこう!」
その言葉に押されたように、
私達は怪人の下へ向かった。
今回の怪人も奇怪な見た目をしていた。
付近の一般人は怪人に怯え、
魔法少女の到着を待っていた。
「おまたせ!」
彼女のその一言で、民衆の目から恐怖が消えた。
「ペルフェクティがきたぞ!!」
「もう大丈夫だ!!」
「助かったのね…!!」
皆口々にそう言った。
「正義のココロは挫けない!! 魔法少女ユニット〝ツインレイ〟ペルフェクティ!!
皆を私が守るんだ!!」
「魔法少女ユニット〝ツインレイ〟スケレイト」
名乗り口上を言い、2人で怪人に武器を向ける。
「「正義の名の下に粛清を」」
「いっくよ〜!」
『メテオシャワー!!』
ペルフェクティの杖先が放った光が流れ星のように怪人に降り注ぐ。
歓声が上がった。
自分も仕事をしなくてはと斧で斬りかる。
斧は怪人に当たった。けれどその衝撃で道路も砕けてしまった。
[はぁ…]
誰かのため息が聞こえた気がした。
苛立ったように怪人が腕らしきモノを振り上げた。
なんでコイツらはいつも攻撃してくださいと言わんばかりの挙動をするのだろうか。
取り敢えずいつも通り懐に入り込み
腕らしきモノを斧で切断する。
ついでに道路に仰向けに転がす。
[ワンパターンだな]
そんな視線を感じた。
四肢を切断され、仰向けに転がされた怪人などペルフェクティにとってはただの的同然だ。
「これでトドメよ!!」
『ペルフェクティインパクト!!』
既に多大なダメージを負っている怪人にこの攻撃を防げるはずがない。
怪人は悲鳴を上げ、動かなくなった。
「封印」
魔法少女のコンパクトに怪人を封印し、
さっさと現場を後にする。
住民たちのメンタルヘルスはペルフェクティの方が適任だ。
家に帰れば、食べかけのカップ麺の腐乱死体が食卓に鎮座していた。
「チッ…」
とてつもなく伸び、ブヨブヨで更に不味くなったカップ麺を嫌々口に運ぶ。
脳髄が融けそうだ。
あぁ。彼女になりたいな。
今更登場人物
① ピンクの魔法少女 ペルフェクティ
・人気者
・ファンが多い
・実力者
・愛想が良い
・完璧な魔法少女
ベタで完璧で典型的な主人公型魔法少女。
ツインテ 。
②にコンプレックスを抱いている
(誰にも期待されず気楽な②が羨ましい)
武器ステッキ
衣装豪華 変身バンクプリキュア
② 赤の魔法少女 スケレイト
・不人気
・アンチ多い
・愛想悪い
・運動神経は高い
(しかし周りのものを壊してしまうか可能性が高いため、壊したことでまた嫌われる)
もみあげ長めお団子 服ダサい
①にコンプレックスを抱いている
魔法少女に対する執着がすごい
変身バンクなし
武器斧
ここで切ります!
さようなら!
コメント
1件
第2話読みました🌙 ペルフェクティの明るさと、スケレイトの淡々とした口調の対比がすごく生きてて、戦闘シーンなのに「ワンパターンだな」って視線を感じるスケレイトの心の声が重くて刺さりました…。最後の「彼女になりたいな」が、カップ麺の腐乱死体の後だから余計に虚しく響いて、なんだか切なくなる回でした。この温度差、すごく好きです。