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※ 赤桃 青桃
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桃 side
赤「 ないくんないくんないくん!! 」
桃「 はーい、どしたのりうら 」
赤「 ないこ……ビジネスBLしようぜ…… 」
桃「 りうらァ…何だそんな事か………っていうかマジで突然過ぎん?何時も嫌がってる癖に 」
赤 「 受けはやだ、攻めがいい 」
桃 「 いやそれは赤組でやるとしたらどう考えても俺が攻…… 」
赤 「 やだやだやだ!俺ないくんの事攻めたい!! 」
今謎に駄々を捏ねているのはうちの自称天才ぴよぴよ最年少りうら。
最近反抗期なのか全く俺の言う事を聞いてくれなくて困っている。………正直そんな所も可愛いんだけど。
それにしても何時もは乗り気じゃないビジネスBLを自分がやりたいだなんて言い始めるから何かと思えば攻めがやりたいだけかよコイツ。
まありうらも男の子だもんね、受けばっかじゃなくて攻めの一つや二つやりたい年頃か。
桃 「 分かったよ。でも俺とじゃアレだからほとけっちとか…… 」
赤 「 それじゃあ意味ねえんだよ!!!! 」
桃 「 えええ…怖……マジでりうらさんどうしちゃったの… 」
赤 「 俺は!!ないくんと!!ヤリたいの!!! 」
桃 「 ちょ、意味が違って来るからそれ!ほんと落ち着けりうら…! 」
赤 「 ないくんは俺とスるの嫌…? 」
少し寂しげな表情で俺を見詰めるりうら。
正直俺はこういうコイツの表情に弱い、それを知ってかりうらは更に距離を詰め気付けば何時の間にか俺は壁へと追い詰められて冷や汗をかいた。
ハッキリ言って最年少のこんな可愛いりうらに攻められるのは嫌だ……!
桃 「 そういう事じゃ……っやめ、どこ触………! 」
赤 「 っはあ……可愛い、どうしようこのまま食べちゃっていいかな俺 」
桃 「 は!?それってどういう、 」
青 「 welcome to The ないこハーーーーウスーーーーー!!!! 」
桃 「 うるさッ!!!!何時ももっと静かに入って来れんのかお前らは!!!! 」
人の部屋の扉を豪快に開けて入って来たのは最近面倒臭さが上がったぽえぽえお兄さんいふ。
片手に酒を持って現れたテンション高めのまろは俺の顔を見るなりみるみる一変真っ青な表情へと移り変わったと同時に持っていた酒をその場で落とした。
桃 「 ちょ、酒酒!!人の家で酒零すのやめて!? 」
青 「 な、ないこたんが……っ浮気してるううううううう!!!!! 」
桃 「 いや何でそうなった!?!?! 」
青 「 俺というものがありながら……っこ、こんな赤髪最年少と……!!! 」
桃 「 こらこら、誤解を産む言い方は………ッひ…!?りうら…!? 」
りうらは何を思ったのか俺の腰を柔く撫で始める。
突然の行為で思わず何時もより高い声と跳ねる肩の様子にりうらとまろは目を丸くして俺を見た。
赤 「 ないくんもそんな声出せるんだ… 」
桃 「 そんな声ってどんな声だよ 」
青 「 おいりうら、俺のないこにそんな事して許されると思ってるん?ちょい表出ろや 」
赤 「 はーーーー?そもそもないくんはりうらのだし。ね、ないくん? 」
桃 「 まあ…お兄ちゃんって呼んでくれたらりうらのものになってあげても 」
赤 「 気持ち悪い 」
桃 「 何でやねん 」
青 「 お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん 」
桃 「 お前は求めてないわ!!っていうかさり気無く引っ付くな!! 」
気付けばあんなに密着していたりうらは俺をドン引きするような瞳で見遣りつつ距離を取り、反対にまろは俺に抱き着けば頬を擦り寄せた。
桃 「 ほんっとお前ら自由過ぎだろ…ッたく 」
青 「 ふは、とか言いながら優しく頭撫でてくれるないこが俺は好き 」
桃 「 まろ……………格好良い台詞吐きながら俺の腰撫でるのはやめようね? 」
青 「 やだ、ないこが感じるまで撫でる 」
訳の分からない事を言い出したまろはひたすら俺の腰を撫でる。
最初こそは何とも思って無かったが段々とその手付きに身体が少しずつむず痒いのか反応してしまう事が己でも分かり始めた。
俺の反応に満足したのかニタリ、何とも腹立つ笑みを浮かべるまろの頭を叩いたのは我らの兄貴、悠佑だった。
青 「 ッ、〜〜〜〜いきなり何す、 」
黒 「 幾ら何でもないこでちょっと遊びすぎちゃう? 」
青 「 げっ、あにき… 」
黒 「 げって何やねん、失礼やろ! 」
桃 「 あにき〜〜〜!まろが虐める〜〜〜〜っ!! 」
黒 「 よしよし、可哀想に。俺が慰めたるで 」
俺の頭を柔く撫でる手付きが心地良い。
こういう時頼りになるのはやっぱり兄貴だなあ…思わずその手に擦り寄ればまろはその様子を見ては不満気に頬を風船の様に膨らませた。
青 「 あにきっずのまろだけどなんか複雑な気分…………でもやっぱりないこはまろのだからあにきもだめえええええええ!!! 」
桃 「 うわ、!?だからまろ近いって!!ちょ、兄貴何とかし… 」
黒 「 まろ落ち着………ッぁ゛あああああ!! 」
赤 「 ……………元々は俺とないくん二人っきりだったのに最後俺だけ空気ってどんな状況なのこれ。はあ……ほんと皆邪魔なんだけど 」
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続かないです ★