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No.1 花落ちる時、君想ふ。
後頭部から血を流す君は、きっと、いや、確実に無事ではない。
嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ、
動く気もしない。生気がない。
嫌、嫌嫌嫌嫌ッ”“”!!!!
🐻「ねぇッ、ジョングガ…?」
「嘘だよね…、嘘って言ってよね…?」
返事はない。片方の手にはビニール袋が握られているけど、そんなこと今はどうだっていい。触った頬は氷のように冷たかった。
何で死んだ…?頭を打ったの…?そんな、そんなドジしないでしょ?
そうだ、これは全部嘘。幻覚だ。
明日にもなればまた、君の目は開く。その瞳には、絶対、僕が映るはず。
重たい君の身体を、丁寧に、慎重に、家まで持ち帰った。
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