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この頃、平和だね〜と呑気なことを言ってる2人。
渡辺の「好き」は1個。
目黒にはたくさんの「好き」があるから、渡辺には「愛してる」って言う。そんな小さなことはあったが毎日が平和。
渡辺は、現在、増量中で、頑張って食べている。
舞台も中日を過ぎ、ますます力が入る。そのための増量だ。
だが、目黒はがっしりしてる渡辺は嫌い。腕の中にすっぽり入るような渡辺が好き。
目黒ーまだ食べるの?
渡辺ー言ったろ、増量中。
目黒ー舞台終わったら、減量してよ?
渡辺ー・・。
目黒ーしてよ?
渡辺ーはいはい。
練習日。
目黒が佐久間と話している。
佐久間が、じゃれついて目黒に抱きつく。渡辺は佐久間が可愛く見えた。
小さくて可愛い。
渡辺は増量を考えだした。
だが、すぐに思い直す。自分は仕事で増量するのだ。
それに、舞台が終わったら、元に戻す。
渡辺ーいきなり10キロも増えないぞ。
目黒ー当たり前でしょ、そんな怖いこと言わないで。
渡辺ー佐久間みたいなのがいいんだろ?
目黒ー何?急に。
渡辺ー今日、楽しそうに遊んでた。
目黒ーふふふ、ヤキモチ?
渡辺ーばか。
目黒は渡辺を抱き寄せ、キスをする。パッと見ただけじゃ分からない。抱き寄せると、確かに肉が付いている。
それでも細い渡辺。
目黒は安心した、これくらいなら大丈夫。可愛い範囲に入る。
渡辺が聞いたら怒りそうなことを考えている。
目黒ーこれ以上、太ったらだめ。
渡辺ー太るんじゃなく、筋肉が付くと言え。
目黒ーどっちでもいいから、これ以上はダメ。
渡辺ー照みたいな体型がいい。
目黒ーん〜。
渡辺ーもう!ボクサーがヒョロヒョロでどうする!
目黒の腕の中から逃げる。
毛を逆立てて怒る猫みたいだ。
渡辺はソファにドカリと座り、「コーヒー!」と言う。