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「〇〇と、△△と…あとwki!放課後残った課題一緒に終わらせるからね」
俺はため息をつく。
ふりをした。
俺は先生のことが好きだ。
だから、先生の担当教科は、課題もテストも手を抜く。
追試や補習で、先生に会いたいから。
今日も楽しみで仕方がないのだ。
でも、先生と一緒と言っても勉強するだけだから毎回つまらないのも事実。
だから、今日は────────────
放課後。
課題はやらないくせに、時間通りにサボらずくる俺のことを、先生は怪しんでいるかもしれない。
「あ。来たね
ほら、さっと終わらせようよ」
「聞いてるんだよ。wkiってば、他の教科は普通に課題も出すし、テストも点数取れてんでしょ? なんで数学だけちゃんとしないかなぁ。」
「まぁ…ハハ、」
先生が好きだから。 会いたいから。
こんなこと言っても先生が困るだけだから
心に留めておく。
うーん。早く終わらせようと言われたのはいいものの、
他のふたりが帰るまではここに居たい。
ゆっくりやるか、しばらく寝るか
先生が2人に教えてる間、少し寝るかぁ。
スピー…
カクンッ。
omr side
あっ。また寝てる…。
いっつもサボらずにしっかりくるくせに、
wki1人のとき以外寝てる気がするんだよな。
「おーい、わかi…」
w 「…˘ᵕ˘ スヤァ」
あまりにも気持ちよさそうに寝てるから、
起こすのもなんだかなぁ。
…綺麗な寝顔。
まあ、先に〇〇と△△の方につくか。
「あ。来た来た。〇〇、早く終わらせて帰りなね。」
〇〇「へいへーい」
「てか△△知らない?まだ来てないんだけど」
〇〇「あ、なんかサボるらしいっす」
まじかよ…
明日きつく言っとかなきゃ。
まあ、先に〇〇に教えよう。
wkiのことはそれからだ。
「っしゃ!終わった」
「お、いつもより早いじゃん」
「っへへ、今日新ガチャくるから、早く終わらせようと思って。頑張った」
「はい、よくわかんないけど頑張ったね」
「じゃあ、また明日。」
「センセーさよならぁ」
「はぁい」
よし、1人終わり。
サボってる△△は置いといて。
あとはこいつだ。
「wki?起きて。わーかーいー」
wki side
ん…
顔をあげると、ものすごく近いところに先生の顔があった。
「あー、やっと起きた。」
「ほら、早くやっちゃって〜。先生もヒマじゃないんだから。」
寝起きで
俺の 脳の考える場所が機能してなかったのだと思う。
何を思ったか、俺はそこにいた先生の唇にそっと唇を重ねた。
その事実に気がついたのは、先生の顔を見たとき。
o「っえ、っ…???」
w「あ…」
先生の顔は、
見たことないくらい赤くなっていた。
やばいことをしてしまった。
でも今更、何事も無かったかのように課題を進めるなんて、俺にはできなかった。
俺はまたもや何を思ったか、開き直ろうとしたのだ。
「……せんせ、俺、先生のこと好きなんすよ」
「今のは完全にミスだけど…ずっと好きでした」
先生は照れたのか呆れたのか、
顔を手で覆う。
「ね、見せてよ、顔」
「見たいよ。…好きだからずっと見てたいの」
「…wkiはさぁ…先生になんてこと言うの」
「生徒が教師を好きになることも…別に悪いとは言わないけど」
「それ、言っちゃったら…ダメじゃん、ばか」
俺も好きなのに。
先生はそうこぼした。
理解ができなかった。
先生は続ける。
「同じ気持ちなの、そんなの知ったら、我慢できないじゃんっ」
泣くぐらいの勢いで先生は言う。
「付き合ったら…ダメなんだよ? 両思いなのわかってたの?」
「え?いや、先生、は、逆に俺の事嫌いかと…」
「…えっ。 じゃあしょうがないじゃん」
いきなりケロッと態度を変えた。しかもにこにこ笑いだした。
「卒業したら、付き合おーよ! ね?あと1年だし。
wkiが告ってきてね。 」
実は、卒業してほしくなかったんだ。だって、ずっと一緒にいたかったから。
先生がそう告げた。
「えっ、そっ…かぁ。
……先生も俺の事、好きなんだよね」
「?そだよ」
「先生、今日と明日なんかある?」
「ないよ、別に。部活も持ってないし。」
「テストは終わったから、採点地獄も終わってるし…」
「唯一の問題は君のソレなんだからね」
「んー。じゃあさ、先生」
「数学疲れちゃったから…保健体育やりたいなぁ。」
新しいの作ったよ。変なとこで終わっちゃった
マチアプは展開キモイのでお蔵入りにします…。
生徒×先生 大好きなんです…というか上下関係がある関係全部好き。