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寧々「類…もしかして…」
類「どうしたんだい?」
司「寧々!!類!!どうした?!早く行くぞ!」
巴那「えむちゃんが待ってるよ〜!」
類「後で聞こうかな…とにかく急がなければ!」
寧々「あ…」
えむちゃんとも合流し、フェニランにて
巴那「やっぱりフェニランは落ち着……」
えむ「わんだほーい!!」
司「ちょっ……えむ!!突進してくるなと何度言えばわかる!!」
類「どんな演出がいいかなぁ…司くんを……」
司「類も俺を飛ばすとかいうなよ……」
巴那「うん。うるさかった。」
と呟いていると、
寧々「あのさ……宮元さんって好きな人いる?」
寧々が喋りかけてくれた!と思いつつ
巴那「え?いないけど…」
と事実を伝える。
寧々「そっか…」
巴那「どうしたの?」
寧々「いや…」
巴那「?」
好きな人…か。
できたらいいなと思う。
でも、付き合うことはないだろう。
もしかしたら、3年後性別が変わるということに抵抗がある人と好きになるかもしれない。
類「そろそろ練習を始めようか!」
えむ「じゃあさ!ミクちゃんたちのところに行こうよ!」
司「おお!せっかくだしな!」
巴那「え…ミク?」
初音ミク…?セカイってこと?
類「フフ…見に行ったらわかるよ」
シャララララーン(セカイへ)
あれ?私のセカイとは全然違う…
キラキラしてて…ふわふわしてて、私のセカイと違う暖かさがある。
?「類くんたちと…この子は?」
巴那「え…⁈この人って…KAITO⁈」
私のセカイにはいない人だ…
えむ「こんにちは!カイトお兄さん!」
えむ「で!この子は巴那ちゃんっていうの!」
KAITO「巴那ちゃん、よろしくね」
巴那「よろしくおねがいします!」
類「では練習をっとその前に、巴那、僕たちのショーに入らないかい?」
巴那「え?」
唖然としてしまった。
うそでしょ?私が…ショーに?夢にみた…
司「嫌ならいいんだが…」
巴那「…やる!みんなとできるなんて!って思って!」
類(よかった…巴那が笑ってくれている…)
類「これが台本だよ」
巴那「……私が主人公…⁉︎」
司「今回はなんのショーをするんだ?」
類「オリジナルの作品を上映する予定だよ」
巴那「オリジナル?」
類「主人公の子が、〜〜〜〜恋に落ちるんだ」
巴那「え…?」
恋に落ちる…?考えたことなかった…
巴那「類のことだし、おもしろいショーをするのかと…」
類「ただ、まだ決めてないんだよね…巴那以外の役を…」
ミク「恋に落ちるかぁ…!巴那ちゃん、誰がいいの?」
回想
寧々「あのさ……宮元さんって好きな人いる?」
巴那「好き…か。((ボソ」
司「巴那…?どうした?」
巴那「いや…ちょっと考え事してただけ…」
類「……。配役は明日にして、そろそろ帰ろうか!」
巴那「…うん!」
あとでセカイに行って聞いてみよう。
えむ「また明日!まったね〜!」
類「ああ!また」
司「またな!」
寧々「じゃあね。」
巴那「じゃあ!」
家
巴那「ただいま!風!」
風「おかえり!」
風「さな姉ちゃんは?」
巴那「今日は友達の家に泊まるって〜風に言ってなかったっけ?」
風「そっか…それならいいや!」
まだ晩御飯には早い時間。
つまり、作るにはふさわしい時間である。
台所にたとうと思い手を洗って足を進める。
風「今日は作るよ!」
巴那「いや、いいって…」
風「はな姉ちゃん、きょうはお疲れっぽいから…」
風は本当に気がきく弟だ。
以前もそのようなことがあった。
巴那「じゃあお言葉に甘えて…」
と言い、自室に向かう。
巴那「音楽ファイルっと…」
untitledを探しているとピロンと音がなった
瑞希からであった
瑞希『巴那、音楽作るのって興味ある?』
と言う内容であった。
思わず え?と口に出してしまった。
既に作曲は個人でしていたのである。
そこで色々あって今の私がある。壊れなくて済んだ。
と言っても過言ではない。
だから、音楽でみんなを救いたいと思い作曲を始めたのだ。
ただ、それを瑞希たちに伝えようとは思っていない。
一人でひっそりとやっていたい。
巴那『興味ある!というかやりたいと思ってたんだよね!』
半分本当で半分嘘を書き込み、メッセージを送る。
すると、すぐに返事が返ってきた。
瑞希『じゃあ、一緒にサークルで作曲しない?』
瑞希が前に言っていた…あの?
巴那『サークルって、何人いるの?』
と疑問に思い返信する
瑞希『ボク含めて4人だよ〜!ボクが動画編集担当で、他の3人は、絵、作曲、作詞してるんだ!』
巴那『じゃあ私やることなくない…?』
瑞希『ピアノ弾いて欲しいんだよね』
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