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5 - 五条虎杖 先生への片想い

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2025年06月06日

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五条先生を好きになったきっかけなんて、正直よく覚えてない。たぶん最初はただの「かっこいい先生」だったんだと思う。

強くて、自由で、誰にも縛られなくて、でも俺たち生徒には不器用な優しさをくれる――そんな背中を、見てるうちに、気づいたら「好き」になってた。


ただ、それを伝えても、先生はいつも笑ってかわすだけだ。


「へぇ〜、悠仁、また告白?今週3回目だよ?」


「……俺、マジで言ってるんすけど!」


「そっか。でも僕、男の子に好かれる趣味ないからさ〜、ごめんね?」


その言葉が、何度も胸に刺さる。


でも、引き下がれなかった。

好きになっちまったんだから、しょうがない。



「先生、好きです!付き合ってください!」


「うん、ありがと〜。でも今夜は予約いっぱいなんだよね〜、僕」


「……それ、ラーメンの話ですよね?」


「当たり♪」


そんな調子で、何回告白してもまともに受け取ってくれない。


でも俺、先生のことを好きになってから、自分が変わった気がする。

もっと強くなりたいって思ったし、守られるだけじゃなくて、守れる人間になりたいって、本気で思った。


だから、振られても、嫌われても、引かれても、諦めるつもりなんてない。



ある日、任務帰りに夕焼けの空の下で、五条先生と並んで歩いてた。


「……先生さ、なんで俺の気持ち、ちゃんと受け取ってくれないんですか?」


「……」


先生は、少しだけ歩を緩めて、俺の顔を見た。

その目は、ふざけてない。珍しく、まっすぐだった。


「悠仁。……君は、生徒で、僕は教師。それに、君にはもっと、普通の幸せを掴んでほしいって思ってる」


「……“普通の幸せ”って、俺が決めることじゃないすか?」


俺は、ちょっと声を張って言った。

たぶん、怒ってた。いや、悔しかったんだ。


「俺、先生のこと、好きです。ずっと本気で言ってます。何回振られても、嫌われても、好きって気持ち、やめられません。……だって、先生だから」


しばらく沈黙があって――先生はふっと笑った。


「悠仁って、ほんと素直で真っ直ぐだよね。……でも、それが一番怖いんだよ、僕には」


「……え?」


「君みたいに真っ直ぐな人に、僕なんかが応えたら、壊しちゃいそうで」


その声は、ほんの少し震えていた。


「先生……」


「ごめんね。今日は、先に帰るよ」


そう言って、先生は背を向けた。


夕焼けに溶けていく背中に、俺は何も言えなかった。



その夜、俺は自分の布団の中で、先生の言葉を反芻してた。


「壊しちゃいそう」って……それって、俺のこと大事に思ってくれてるってことじゃんか。


心のどこかで、確かな希望が灯った。



次の日。


「先生!」


「ん?」


「俺、また好きになったっす!」


「……また?」


「昨日の先生の弱いとこ、俺、初めて見た。でもそれも含めて、好きになったっす!」


五条悟は目を見開いてから、静かに笑った。


「……君には敵わないな、悠仁」


その笑顔は、いつもより少しだけ、優しかった。

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