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🎀「貧血じゃないってどういう事ですか…?」

絢音「実はあの体調不良は、体が癌になってるよっていう知らせだったのよ。でもその時の医者はそれを貧血と勘違いをしたのね。初期段階は分かりにくいもの。」

🎀「それじゃ…ボクは…元々癌にかかってたって事?」

絢音「まぁ、そうなるわね…ちなみに、癌って言っても、若年性膵臓癌よ。」

🎀「じゃくねんせいすいぞうがん…?」

絢音「ええ、詳しくは言っても分からないだろうから、簡単に言うと、癌ってよくお年寄りになりやすいって言われてるじゃない?それが10代~40代等の世代の方になる癌なの。」

絢音「でも、その膵臓癌になる原因はどれもあなたにあてはまってないの。だからなる確率は非常に低いはずなのに、何故かなってるのよねぇ。」

🎀「って事はボク、なんかのノミネートされる系?」

絢音「そんな事は無いと思うわ。逆に癌でノミネートされても嬉しくないでしょ。」

🎀「確かに、笑」


ちょっとふざけながらも癌の事について説明をしてくれた。

今の状況だったら直せる確率が高くなってるって事。でも、直せたとしても取り除けない部分をあるからそこでまた重症化になるかもしれないってこと。

重症化になったら余命宣告されるらしいけど…今の所無いと思うらしい。

それで手術をする事になった。これは強制的にボクの父母が決めてた事らしい。笑

正直癌になってるって聞いて、どうも思えなかった。死ぬ訳でも無いしまだ軽傷の方。

皆なら安心すると思うだろうけど、ボクはどうだろう。何も思わなかった。感情が死んでるのかな~なんて思いつつ、手術をする日を待った。


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手術する前日、ボクの癌が悪化した。

この癌は進行が早くなる癌だからどうも抗えなかったらしい。

絢音先生は、もう手術をしても治らない段階まで来ている。と言っていた。

相当重症化してるってことが改めて分かった出来事だった。

そして、検査をする事になった。してみた結果、余命までわかる所まで重症化になったらしい。

嗚呼神様は手術までもさせてくれないのかぁ…なんて思いながら絢音先生にいつ頃まで生きれるか聞いてみた。


「余命1年。1年後のこの季節に、瑞希さんは息を引き取るかと。」


だってさ。神様はほんとに居ないんだろうな。なんて思いつつ、静かな病室へと向かった。

親と挨拶をかわし、一人の時間が流れた。

何時間か過ぎた時、ボクはある事を思いついた。


🎀「皆に向けた手紙と遺書と日記を書こう!!!!」


と。スマホとかで見た事があった。

余命宣告されている人が遺書等を残していた事を。この人が生きていた証を残していった事を。

そうと決まればすぐに実行~!!って言うのを胸にノートとペン、レターセットを準備して、机と向き合った。


୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧


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