「_____だから!何でこんなに簡単な仕事をこんなに時間があるお前ができないんだ!後で怒られるのは俺なんだぞ!」
イタ王「…ぁ…えっと…」
仕事をしないイタ王を、俺が怒る。自分でも見飽きた光景だ。
…ただ今日は何かが違ったらしい。
イタ王「ぅ…ぁ……ヒックッ…グスッ…………」
何でイタ王が泣くんだ。泣きたいのはこっちだっての
日帝「ナチス。」
「何だよ!」
日帝「何にでも、言い方ってものがある。……一度、頭を冷やして来い。これ以上騒がれるのも迷惑だ。今日はもう帰って良い。」
日帝も、今日は虫の居所が悪かったらしい。
「…ッあぁそうかよ!こんな所二度と戻って来たくないね!」
イタ王「ぁ、ナチッ」
バタンッ
「……ッはぁ”ーぁ”」
部屋を出てしばらく歩いてから廊下の壁にもたれかかり、大きなため息を着く。
?「よぉナチス。またイタ王と喧嘩でもしたか?w」
「…うるせぇよクソ連。」
ソ連「クは余計だ。」
「お前は仕事か?」
ソ連「いや、帰り。夜勤明けな。お前は?」
「お疲れさん。俺も帰り」
ソ連「じゃあ途中まで一緒に帰ろうぜ」
「…はいはい」
ソ連「んだよその嫌そうな返事」
「実際嫌だからな」
ソ連「酷」
ナチ「……最近仕事はどうだ」
ソ連「息子の仲悪い頑固親父かなんかかよ」
ナチ「東ドイツは渡さんぞ」
ソ連「頑固親父が」
ナチ「…w、」
そんな軽口を叩きながら横断歩道を渡る。
ソ連「…!?ナチス避k、」
キキィィィィィィ!!!
ソ連の声が、そんな不快な音で遮られた思ったら、気付けば俺の体は宙に浮いていた。
ソ連「ぉ_!_ち__!!__な_!!」
ナチ「ッぇ、?」
俺の意識はここで途切れた。
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ついさっき、先輩が車に跳ねられたとソ連から聞いた。帰り道の横断歩道で、信号無視をした車に跳ねられたそうだ。
俺はやっていた仕事も放置して、急いでイタ王を連れて病院に向かった。
病室の前では、ソ連、その他連合国が壁にもたれ、何かを話していた。
イギリス「_____ッ日帝、さん…」
ソ連「俺が、ちゃんと守れなかったから…ッ」
俺は、嫌な予感が頭をよぎった。
嫌だ…嫌だ!最後の会話があれで終わるなんて…ッ
「先輩は…」
イタ王「な、ナチは…ナチは、…ッ生きてるよね、!?」
アメリカ「…生きてる。…ただ、」ボソッ
イタ王「良かった…じゃあ日帝早く入ろ、ね?」
「あ、嗚呼…」
フランス「あ、ちょ、まッ」
ガラッ
ナチ「…」
先輩は、さっきまでイタ王にキレ散らかしていたとは思えない程大人しく、静かに窓を見つめていた。
「先輩…?」
ナチ ビクッ 「ぁ…だ、誰…ですか…?」
「「え?」」
コメント
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神作きたぁぁぁぁぁ!! やばい続きが楽しみすぎて夜しか寝れない☆