/ めっちゃ似てる小説見つけちゃった🥲
急いで外に出てみれば、彼は少し先のところで倒れていた。
「菊!!!!!なんで逃げようと!!!」
「待っ…て、そっちに行ってはッ…!!
待って、待ってッ!!!!待って!!!」
彼は手を伸ばしては必死に誰かを引き止めた。
「菊?」
「△△ッ!!!!!」
聞いた事のない誰かの名を必死に叫び、引き留めようとしていた。
「菊、周りには誰もいない…え。」
1人の少女がふらふらと崖の方に歩いていった。
「Hey!!君何をしてるんだい!?」
「わ!!!誰ですか!?!?」
彼女は僕を見なかった。
「君、、危なかったじゃないか。
その先は崖だよ。……僕が見えないのかい?」
「私、目が見えないの。
お兄ちゃん。助けてくれたの?」
「…まぁ、、そうだね。ヒーローだからね。」
「ありがとう。」
そう微笑むと彼女は崖とは反対方向に歩いていった。
「菊、優しいね。あの子が助かってよかったね。」
彼はまた、目を逸らして、またいつもの人形に戻った。
そんな彼を僕はまた病室に寝かせた。
「アメリカさん、」
喋ると思わず、僕は彼の横に座り、思わず彼の手を握った。
「日本、今、僕の名前を言ったかい?
菊、どうしたんだい?」
「 …… 私は … 中国さ…んに… 、 」
「 中国 ?中国だね?すぐ呼ぶよ。」
彼がやっと話し出した。何故かは分からない。
なぜ急に話し出したのかは分からない。
だけど、嬉しかったんだ。やっと彼の口が話せたこと。
その後 … 直ぐに中国がきた。
「 日本 … なんの用あるか 、?」
「… ッ、耀さん…ッ 、ごめんなさッ、ごめんなさいッ、、」
彼は中国を見るなり、大粒の涙を流して中国に謝罪をした。
「私ッ 、貴方に酷いことをッ 、」
「 ……許さない 。」
見れば、中国も大粒の涙を流していた。
「 ッ 、えぇ、もちろんッ 、許さなくていいんです、当然のことですッ、、
お願いがありますッ、どうかッ、どうか私と、ッ、
どうかッ 、縁を切ってください。」
「 ……嫌ある 。許さないあるけど、
お前を捨てることはしねぇある。
お前は 、今も 、昔も 、
ずっと我の くそ生意気な弟あるよ。」
「椿……桐……… 私…。」
1人の病室 、1人の空間、1人の時間。
共有しても傍から見ればまた1人なのだ。
「好きでいたかったのに。」
私は救われていたと勘違いした。
私 、 生まれ変わりますから 、
見ててください 。
「待って!!!菊!!!!」
陛下の挨拶を終えて家に帰宅しようとしたところ
運悪くイタリアとフランス、スペインに捕まってしまった。
「ここから先は通さへんで!」
「菊ちゃん。もうそろそろ帰って来なよ。」
「…勘違いしているようだな?私は菊じゃない。」
「分かってるよ、でも聞こえてるんでしょ?
」
なんの話しをしているのか分からないが、
これだけはわかる。こいつらが私にとって
邪魔な存在だということは。
「聞こえるよね、菊、聞いて、
俺たち、お前と喧嘩したいわけでも、責めたいつもりでもないんだ。
ただ、もう一度お前と友達になりたいんだ
前みたいに… 。でておいでよ。
俺は、菊がいいよ、菊の世界が好きだったよ。
菊が作る日本が好きだよ。」
「 うるさい。お前らに何がわかる。」
「桐、いや、今は椿だね、ねぇ、椿、
お前だってわかってるんでしょ、
お前だって、、好きなはず。」
「……何がだ」
「分かってるでしょ!!??」
「わからん!!!知らん!!!!」
「好きなんでしょ!?!?平和が!!!!」
「うるさい!!!!何も好きではない!!
大嫌いだ!!!!
変なくそみたいな綺麗事を並べて、みっともなくそれを喚いて、何も変わらないのに。
平和を押し通したとしても、何も変わらない!!
変われない!
私はずっと八百万の神を信じてきた!!!
何度も祈った。祈って祈って祈って祈って!!!
でも、ッ、
いきなり体に温もりを感じた。
暖かい。包み込まれるように。いい匂いがした。
懐かしいとも思わない。初めての感覚。
「離せ、なんのつもりだ、」
「菊ちゃん、あかへんよ。そんなこと言うたら。
神が信じれへんくなってもええから、、
俺らのことは信じてや、俺らなら救える!!」
救えるよ、絶対救える。俺1人のやったら出来へんこともあるかもしれへん。
でも、今お前には世界が後ろ盾におるんや、
絶対、絶対勝てる、お前の抱えてるそのクソみたいなやつにだって、
俺らが助けたる!!救ったる!!
だから現実から目を背けんで!!!
はよ戻れ!!!菊!!!
「 … うるさい … 、」
コメント
1件
一コメ!!似てるやつ…パクリとかですか、!? てか、今回も最高です!!