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桃源暗鬼妄想

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桃源暗鬼妄想

33 - きょうます_嗅覚【2】

♥

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2026年02月12日

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これはかおます_嗅覚【1】の続きです🫶🏻


題名はきょうますと書いてますが、それは今回だけです🙏🏻ˢᴼᴿᴿᵞ🙏🏻



次からかおますに戻ります🫡


________



京夜「その弁当いつも馨くんが作ってくれてんの?」

まっすー弁当作る柄じゃないっしょー。と二人で空き部屋に入り椅子に座る。


真澄「そうだな」


京夜「うはぁ、毎日愛妻弁当じゃあんっ」

いーなぁっ!俺も早く彼女欲しぃぃっ!と足をジタバタさせそう嘆く。



真澄「お前ならすぐつくれんだろーが。早く食え」

と言って弁当を開けた瞬間、気持ち悪い。その言葉に尽きた。


真澄「ッ”」


ガタンッッ!!

勢いで立って椅子が倒れるがそんな物に構ってる暇は無い。


京夜「まっすー?どーし…」


真澄「ぅ”ッ…っあ”ゲホっゴポッ」

間に合わずに手から溢れて床に吐瀉物が広がる。


京夜「まっすー!?」

急に吐いた事に驚いたのか急いで駆け寄る。


真澄「ハー…ケホッ…。わり”…、吐いた…」


京夜「そんな事いーよ!なに、体調悪かったの??」

さすさすと背中を撫でそう問う。


真澄「…ッ」

違う。そう言いたいが口の中が気持ち悪い。でもなんとか答えようと首を横に振る。


京夜「急に?」

次はその質問に縦に頷く。


京夜「分かった、とにかく口ゆすぎな」

立てる?と手を差し伸べたその手を取る。


台所まで連れて行かれると、コップを渡され言われた通り口をゆすいだ。


真澄「はー…っ、」

ぐぃっと口に垂れた水を吹く。


またか…。別に体調が悪いわけでも無い。 朝の吐き気と、今の嘔吐。


真澄「…め…し、?」

1つ、頭に思い浮かんだもの。確証はない。ただ、共通点にご飯が近くにあった事ぐらいで。その言葉に反応した京夜が何かを疑うかのように質問する。


京夜「…吐いたのは今だけ?」


真澄「あぁ…?」


京夜「吐き気は?」


真澄「朝に1回」


京夜「まっすー、一旦これ嗅いでみて」

と手に持ったのは香水。


真澄「は?なんで、」


京夜「いーから」

そう促され、匂いを嗅いだ。


真澄「っ”~!」

頭が痛い。吐き気がする。頭痛、吐き気。唐突な気分の悪さに目眩がしてぎゅっと目を瞑る。


京夜「まっすー、」

穏やかな口調でゆっくり背中を撫でる京夜にもたれる。


真澄「気持ち悪…ぃ”」


京夜「そうだね、そうだよね。ごめん」

でもこれで分かったよ。と付け足す。


真澄「んだ…」


京夜「嗅覚過敏症」

まっすーも知ってるんじゃない?そう言いながら少しでも楽になるようにとローズマリーのアロマを渡されそれを受け取る。


真澄「対処法は…、」


京夜「しばらくマスクすること。好きな匂いを20秒間嗅ぐこと」

そう説明しながらマスクを渡す。


京夜「かおくんは知ってるわけー?」

ペンを持ちながらプラプラさせる。何を。と言わずとも大体分かる。朝吐きそうになった事だろう。知ってるもなにもその場にいたからな。


「知ってる」そう答えると首をペンで支え、こちらの様子を伺うかのように「ふーん、?」と首を傾げる。



…信じてねぇな。



真澄「おい…、聞いておいてなんだ」


京夜「言ったなら良いよ?」

言ったなら。と念を押すように圧をかける。


京夜「ま、一旦それで様子見だね」



そう診断され、昼休みが終わった。



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