ロボロ視点
「ここか、何でも叶えてくれると噂の神社は、」
お賽銭箱には、そう多くない賽銭が入っていた。
ロボロ「ふぅ〜、、、やるか。」
ロボロ「神様、神様、どうか、私の願いを叶えて下さい。私の願いは、シャオロンを、我々だに返してください。その代わり、俺の、命を狩ってもいいので。お願いしますお願いします」
自分が死んでしまうという悲しさに包まれつつ、俺は、神様に心から願った。
ロボロ「死にた、、、無いなぁw」
でも、俺がおらんくても、、シャオロンさえ居れば、、、、ええやろw
シャオロン、こんな俺が嫌いよな、
俺自身、自分が嫌い。
相談も出来ずに、
すぐ、悪口にキレたり、
仲間が手を差し伸べてくれてるのに対し、
その手を振り払うような行動をして、
本当に、馬鹿で、
そんな俺が
誰か、、
シャオロン目線
シャオロン「ハァハァハァカヒュッゴホッゲホッ」
我々国の城の前まで来てしまった。もう、戻れないんだ。安心出来る場所は無い。
深呼吸だ、、
シャオロン「スーハースーハーよし、」
行かなくちゃ、ロボロのそっくりさんと、鬱と、未来の俺の為に、、、嫌、弱い俺の為にッ!
ガチャ(ドアを開ける)
スースーする。
誰も居ない。だって、深夜だしなw
トコットコットコッ
誰か来るッ!
「シャオロン、、、?はは、寝ぼけとんのかなw」
そこには、あの日、ビンタしてきた、豚の帽子を被っていたはずの
”トントン”が居った
トントン「はぁ、徹夜のし過ぎかw」
俺は、このまま喋らなかったら、皆と話すチャンスを見逃してしまうかもしれない。
シャオロン「トントン、俺やで?シャオロンやで、、、」
トントン「シャオロン、、、?シャオロン!?」
シャオロン「トンち、ごめんなs」
俺がしゃべ終わる前に、凄く痛い程の腕が俺を巻き付けた。
トントン「シャオロン、、、心配したんで、、泣」
トントン「ごめん、ごめんなぁ泣」
シャオロン「トンち、、?」
トントン「あの日はすまんかった、、、会って、すぐにビンタしたら嫌やったよな泣」
トントン「シャオロン、みんな、みんな心配して、シャオロンが居らんから、我々だの雰囲気は最悪で、それで、それで泣」
シャオロン「グスッグスッ」
思い出した。こいつらは、我々だは、
どんな事を言われても気にせんし、
なんなら倍返しする奴もおるし、いつも騒がしくて、でも暖かくて、優しくて、
何より、、、
*
*
*
*
シャオロン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
思ったり、大きな声で泣いてしまった。そのせいか、ぞろぞろと人が集まり、ざわざわし始めた。
鬱「シャオロン??」
ゾム「シャオロン、、??」
皆が唖然とした。その騒ぎに駆けつけて、一般兵も来た。
MOB「うわッシャオロン帰ってきたぞ〜最悪〜」
MOB「シャオロンのせいで睡眠時間減らされたわァ」
MOB「シャオロン様が帰ってきた!?」
MOB「シャオロン様!?どこに行ってたんですか!?」
1部除き、皆が俺の帰還を喜んでたり、びっくりしてくれた。
鬱「あ?そういえばロボロはどこいったん?こんな大事な時に」
ゾム「おいおい、シャオロンの次はロボロかぜ、、?」
チーノ「きっと、部屋に居ますよ、、」
ショッピ「ロボロさんが居らんかったらシャオロンさんも心から喜べませんよ、、?」
チーノ「俺、とりあえず行ってくるわ、、」
チーノ視点
ロボロさんが消える?んなわけないじゃないすか、、、いますよね、、ロボロさん、、
㌧㌧
チーノ「俺やで〜!チーノやで〜入るで?」
中からの応答は無かった。
居るよな、、?そんな不安がよぎるが、無視しドアを開けた
チーノ「ッ!?ロボロさんッ!?ロボロさんッ!!」
そのあと、俺は察してまい、大声で泣いてしまった。
ショッピ「チーノッ!?ぇ、、、、?ロボロ、、さんっすよ、、、、、、ね?」
ショッピ「じょ、冗談は良して下さいよ〜w」
声が震えとる。そらそうよな?だって、だって
ショッピ「手紙、、シャオさん読んでください」
シャオロン「俺ッ!?、、まぁ、読むで?」
みんなへ
これ読んでんだったら、俺は死んどんねんな?
あー、悲しw
まぁ?冗談はさておき、みんな知りたいであろう。俺の死んだ理由、それはあの、噂の─/”*^_(涙で滲んでて見えない)で願ったんや、俺が死にたいってさ、
納得出来んやろw正直、俺も出来てへんよw
てか、手紙でなんか書くの久々な気ぃするわ!
だいたいメールで送っとるしなw
シャオロン、もちろん、他の皆もやけど、俺が死んだ事、重く受け止めんといてな?そして、自分を恨むんちゃうくて、俺恨んどいてくれな?w
シャオロンとかはさ、すーぐ、自分のせいって思い込むねんなw今回の事件だって、違ったらアレやけど、シャオロンと俺らが一緒に昼の食事とか食べるとまわりの目を感じて自分のせいとかって思い込んでたんやろ?死ぬんやから思いっきり言うけどな?
そんなん俺らが気にする思たか?倍返しにしてやれw
シャオロン、最期のお願いや。
性格を戻してくれへん?近くてずっと見守っとるからさ、ギスギスした我々だ見た無いねん。やからお願いよ?
そだ!皆の悪い所といい所書いたろw
グルッぺん、グルさんはかっこよくて、まさに、俺らのリーダーみたいな?いいよなぁ、けど、書類やらんのは戻した方がええでwトントンキレたら怖いしw
オスマンは紅茶がいっちゃん美味しかったわ〜w他にも、花言葉とか教えてくれてありがとうな!
やけど、、、オスマンは反射神経を頑張った方がええな!オスマンはたまに相手の攻撃に反応出来ん時あるやろw
トントンは〜〜〜〜〜
(飛ばします)
あ〜楽しかった〜!付き合ってくれてありがとうな!大好きやで、皆w
俺はすぐ側でずっと見守ってるから、絶対、お前らは 歳で死ねよ?それじゃ、一旦眠りにつきますかぁ!それじゃ、また来世で会おな!皆!
ロボロより。
シャオロン「グスッグスッろぼろぉ、、、」
皆が静かに泣いた。
大体の人は感謝や謝罪など、小言で呟いとった。やけど、シャオロンは違った。
シャオロン「ロボロッお前の分まで生きるから。ちゃんと見といてな?じゃないとマブダチ辞めるからw泣」