まえがき
はじめまして!にゃいすです!!詳しい自己紹介はプロフィールまで飛んでねぃ。
本作が私の初投稿なので、誤字脱字あるかもです、、、読みにくかったらすみません
もとぱの学パロです!R18あります。ご注意ください。
主な登場人物
大森元貴(16)omr
不登校の高校2年生。アーティスト脳で色々なことができる。コミュ障で陰キャ。得意なことは取り繕うことで、苦手なことは陽キャと話すこと。好きなタイプは自分を分かってくれる人。数学が嫌い。
若井滉斗(23)wki
数学担当教師。不器用で自分の気持ちを伝えるのが苦手だが、その分相手のことを尊重できる。人気者の陽キャ。得意なことは数学を教えることで、苦手なことは跳び箱。好きなタイプは甘えてくれる人。雨が嫌い。
大森涼架(25)fjsw
mtkの兄。不登校の大森のことを色々と心配しており、心配しすぎて面倒くさがられることも。幼稚園の先生をしていて小さい子と動物に弱い。ふわふわ天然野郎。mtkが陰ながら尊敬している。
てことでじゃあれっつごー!
omr side
君と出会ったのは、高校生の頃だった。
僕はそのときふさぎこんでいて、まぁ、いわゆる陰キャだったわけで。その上不登校だったのだから、友達なんて1人もいなかった。
学校にはたまに顔を出す程度で、周りからは気味悪がられ、親との会話も必要最低限しかしない。唯一の話し相手は9つ上のお兄ちゃんぐらいで、誰が見てもぼっちだ。たまに虚しくなるけれど、僕にはこの方が似合っていた。第一に、ろくに人と話もできないのだから、友達なんて作れるはずがない。
鏡で自分の姿を見る。以下にも冴えない少年というような風貌だ。でも、イケメンに見えなくもない……。
鏡の前でポーズを取ったりしていると、いつの間にか背後にお兄ちゃんが立っていた。
「うわぁ、びっくりしたぁ…」
「おはよー。自惚れてたの?笑」
こいつは僕のお兄ちゃん。大森涼架25歳。モテそうなのに彼女はいない(らしい)。ちなみに顔はあんまり似てない。ついでに性格も。
「元貴、今日学校行くの?」
「えぇ〜やだぁ〜」
「たまには行きなよ〜?友達も待ってるだろうし」
「……早く一人暮らししなよ。あと僕友達いない」
「すいません」
くだらない話をしながら歯を磨く。僕はこの時間が好きだ。人の温かさに触れられるから。なるべく沢山話ができるように、ゆっくり歯ブラシを動かす。でも案外早く時間は過ぎ去り、
「あ、やべ、遅刻する。元貴も早く学校行きなよー!」
と、洗面所には僕ひとりが残る。
「…虚しいね、歯ブラシくん。」
自分でも何をやっているかよく分からないが、歯ブラシに話しかける。心做しか歯ブラシがうなづいたように見えた。(?)
家から1歩出ると、久しぶりの感覚で少し戸惑う。最近は家からもあまりでてなかったな……多分めちゃくちゃ運動不足だ。
あれから散々悩んで、結局学校には行くことにした。だいぶ遅刻だが、まぁ大丈夫…だと信じよう。
そういえば、前行ってから1回席替えがあったらしい。陽キャの隣じゃないといいけど。あいつらは苦手だ。みんな仮面を被っているように見えて。僕に絡んでくる時だって、口から出るのは皮肉や嘘ばっかり。あいつらの中にいても疲れるだけだろう。
あぁ、自然体でいられる友達が欲しい。……なんて、贅沢言ってられる立場じゃないけど。
あれこれ考えているうちに学校に着く。見慣れたはずの校舎も、久しぶりすぎて初めて見た気がした。ハッとして時計に目を移すともう9時だ。急がないと、ていうか急いでも絶対怒られる、、、
不登校生が行って褒められるのは中学生までだ。これは1時間説教コースかなぁ…坂田の野郎厳しいからなぁ……
僕が校門の前で立ち往生していると、後ろから誰かが走ってくる音がした。気になって振り返ると、次の瞬間僕の視界は真っ暗になった。
「え、マジでお前やったん?」
「マジマジ。ほら、見てみ」
「え、ガチやん、やっば。笑」
あれ、これ誰の声だろ……って、頭いた。あれ?手足が動かない、、、
とりあえずどうなってるのか見ないと……
「あ、おはよー、大森くん♡」
「誰?ていうかどこここ?」
目の前は陽キャだった。それも2人。校則で禁止されているピアスを付け、いかにも陽キャな言葉遣い。おまけに態度も陽キャだ。場所は……体育倉庫?
手足は拘束されていて動かせなくなっていた。あぁ、もう…こんなことになるなら学校になんか行かなきゃよかったな。
「…俺は3年のらいと。光って書いてらいとね。うちの親なかなかなキラキラネームつけるよなぁ、ほんっと。で、ここは見てわかる通り体育倉庫ね。俺は君を誘拐した。なんでだと思う?笑」
「……は?んなこと知るか」
僕がそう放つと同時に、右脇腹に鋭い痛みが走る。蹴られたのだと頭が理解すると、痛みがどんどん増してくる。これだから嫌なのだ、陽キャは。
「なに?舐めてんの?笑」
「こっちは一応先輩だからね?笑 後輩の立場の時点で勝ち目なんかねぇよ生意気なガキが」
一気に空気が変わるのが分かる。あぁ、やばい。泣きそう。僕死んじゃうかも。
「じゃあかわいいかわいい大森くんに選択肢をあげるよ。1、殺される。2、犯される。ね、どっちがいい?笑 逆らったらどうなるか、分かってるよね?」
ビクッと肩が跳ねる。殺されるのは絶対に嫌だ。殺されるよりは犯される方が絶対マシだ。
そう決意しようとして、また考え込む。
犯されたら、一生物のトラウマがつきまとうかもしれない……でも、殺されたらそのトラウマも誰かに打ち解けて浄化して貰えない……って、誰かって誰だよ。そんな相手できるかも分からないじゃないか……
「ほら、早く答えなよ。さーん、にーい」
「殺しちゃうよ?嫌ならほら、『犯してください』でしょ?笑」
僕は決意した。殺されるよりはマシなはずだ。
「犯してくださいっ……」
「ふふっ、さすが物分りのいい大森くん♡」
お願い、誰か早く来て……
どうでしょう……なかなかいいのでは……?
あ、コメントしてくれたらすっっっっっごいうれしいです。感謝感激雨霰。
んじゃ
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!