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あまらだ。フォロバ確
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学パロ zmem ワンク
少し冷えた空気の朝、今日も俺は『目的』の為に学校へ向かう。
教室へと向かうと、中には何人かで馬鹿な話をして笑っている男達、朝からキャーキャーと甲高い声を上げながら騒ぐ女子達が10数名いた。
まだ時間が早い為、全員は教室に来ていないようだ。
少し視線を動かすと、クラスメイト達とは対照的に静かに座って本を読んでいる人物を見つける。
その人物とは…
「エミさんおはよー!今日はなんの本読んどるん?おもろい?」
「んわぁっ?!び、びっくりしたぁ…ゾムさんか…おはようございます。
相変わらず元気ですね…あぁ、これですか?
これは○○ってタイトルの小説です。
色々と考えさせられる小説で、面白いですよ。」
後ろから抱き着くように俺の密かに好意を寄せている相手…“エーミール”を驚かす。
毎回驚かす度、反応が可愛く、面白くて辞めるに辞められない。
俺が学校に来る『目的』は、コイツだ。
男なのにも関わらず可愛らしい笑顔と優しい性格を持つ、今まで恋愛なんて特に興味が無かった俺を、一撃で仕留めたこの男。
コイツに会うために、学校へ来ていると言っても過言では無いのだ。今日も可愛えぇな…
「クヒヒッ…いやぁ、エミさん反応がいっつもオモロいから辞められへんわぁ。
へぇ、なんか難しそうな本なんやな。
それよりさ、今日も一緒に昼飯食おうや。」
「聞いた癖に反応薄いですね…まぁいいですけど。
お昼ご飯ですか?もちろんいいですよ。でも…いいんですか?私なんかでも。他にも沢山いますけど…」
クスッと目を細めて笑い、頷く姿はまるで女神のようで魅力的だった。
いやコイツは男やけど。
「いや、俺はエミさんがええねん。他のやつは知らん。な?ええやろ?それとも俺と毎日昼飯食っとるから嫌か…?」
「あ、いや…そういう事やなくて…ゾムさんが私なんかと毎日ご飯食べてくれるんで…大丈夫かなって…」
上目遣い気味にエーミールを見つめてみれば、エーミールは慌てて訂正した。
柔らかく笑う顔も、焦って困っている顔も、全て愛おしい。
「大丈夫に決まっとるやろ?俺は毎日エミさんと飯食えるしずっと居れるわ。」
「っ…!そ、そうですか…それなら、良かったです。」
そう言って照れくさそうにまた微笑むエーミールを見て、なんだか俺もちょっと恥ずかしくなった。
ちょっと気まずいような雰囲気を直そうと違う話題を出した。
「…そ、そうや。今度さ、遊園地とか…行かへん?新しいアトラクションが出来たみたいで…オモロそうなんよ。」
「遊園地…ですか?私でいいなら、一緒に行きたいです。」
「マジ?!よっしゃ!ぁ……じゃ、じゃあ、いつ行く?今週の何処か?流石に早いから来週?」
許可が降りて思わず大きな声を出してしまった。
咳払いをしてから再びエーミールに視線を向けて予定を立てる。
2人で決めた結果、来週の土曜日に遊園地へ行くことになった。
そして俺は、エーミールに告白することに決めたのだ。
処女作なんで許してください。
続きも書きます。