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pn「ふわぁぁ…」
目が痛くなるほどの眩しさに僕は目を覚ました。
pn「……まぶし……」
ぼんやりとした頭で周りを見渡す。
昨日まで見慣れなかった部屋。
白い壁に、大きな窓。
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいて、部屋全体を明るく照らしている。
昨日の出来事が、少しずつ頭の中に蘇ってきた。
僕は昨日、この館に来た。
そして、ここにいる人たちと出会った。
らっだぁさん。
レウさん。
みどりさん。
あと二人いるらしいが、まだ会ってはいない。
みんな僕に優しくしてくれて本当に魔人なのかと疑ってしまう。
とりあえずお腹がすいたのでまずは食堂へ向かうことにした。
pn「おはようございます。」
ru「あっ!ぺいんとくんおはよう!」
レウさんが元気いっぱいの笑顔で挨拶をしてくれた。
すると、少し離れたところから声がした。
rd「おはよ〜……」
pn「おはようございます」
らっだぁさんだった。
昨日とは違って、かなり眠そうだ。
髪も少し乱れている。
pn「……眠そうですね」
rd「んー……朝は苦手なんだよねぇ」
ru「昨日遅くまで起きてたからでしょ」
rd「だって眠れなかったんだもん」
そんな会話をしていると、食堂の入口からもう一人やってきた。
md「ペンサンオハヨー!!」
pn「おはようございます、みどりさん」
md「ネムイ」
そう言いながら、みどりさんは僕の隣の席に座った。
確かに眠そうだ。
その後、らっだぁさんとみどりさんが少し眠そうに挨拶をしてくれた。
ru「あれ?二人とも、いつの間に会ったの?!」
レウさんは、みどりさんと僕が会ったことに驚いた様子だった。
pn「昨日の夜、なかなか眠れなくて歩いてたら、みどりさんに会ったんです。」
md「ソウダヨ!」
ru「そうだったんだ!」
pn「はい。」
md「アト、ペンサンケイゴハズシテ」
pn「……え?」
突然のお願いに、僕は固まる。
すると、らっだぁさんが「あ!」と声を上げた。
rd「あ!それ俺も思ってた!」
pn「えぇ……」
みんなから一斉に見られる。
なんだか恥ずかしい。
pn「えっと……それはなんか申し訳ないというか……」
ru「もうぺいんとくんは仲間なんだから、申し訳ないとか関係ないよ。」
レウさんは笑いながら言ってくれた。
その言葉に、少しだけ嬉しさを感じる。
胸の奥が暖かくなったような気がした。
pn「分かった……! これからはなるべく敬語を外すね。」
md「イイネ!!」
みどりくんが嬉しそうに頷く。
rd「お、いいじゃん」
ru「うんうん!」
三人とも嬉しそうだ。
僕も自然と笑ってしまった。
pn「……なんか、変な感じだ…」
rd「そのうち慣れるって」
そんなやり取りをしていると、僕はふと思い出した。
pn「そういえば、らっだぁはこの館に他に四人いるって言ってたけど、あと二人はどこにいるの?」
rd「あー……そういえば、まだ紹介してなかったのか」
らっだぁさんは少し考えるように首を傾げる。
rd「もう少しで来るんじゃない?」
pn「そっか」
僕がそう呟いた、その時だった。
??「おーい、レウ。もう飯できとるんかー?」
廊下から、聞き慣れない男性の声が聞こえてきた。
rd「お、噂をすれば来たみたいだね」
食堂の扉が開く。
そこから二人の男性が入ってきた。
一人は黄色のパーカーを着ていて、どこか落ち着いた雰囲気をしている。
そして、その頭上には小さな光の輪が浮かんでいた。
pn「……?」
僕は思わず、その輪っかを見つめる。
??「ん?」
その人が僕の視線に気づく。
??「ああ、これか?」
そう言って、自分の頭上に浮かぶ輪を指差した。
??「まあ……俺、天使の魔人やからな」
pn「天使の魔人……?」
rd「そうそう。こっちがきょーさん」
??「金豚きょーや。みんなからはきょーさんって呼ばれとる」
きょー「よろしくな」
pn「よろしく……きょーさん」
それが、僕ときょーさんの初めての出会いだった。
きょー「お、もう敬語外し始めたんか?」
pn「うん。さっきみんなに言われて」
kyo「そうなんか」
きょーさんは少し笑う。
kyo「まあ、無理に外さんでもええけどな。喋りやすいようにしたらええ」
pn「分かった」
すると、きょーさんの後ろにいたもう一人が、僕の方をじっと見つめていた。
??「……」
pn「?」
僕が見返すと、その人は突然にこっと笑った。
??「こんにちは」
pn「こんにちは」
??「俺、コンタミ」
in「コンちゃんって呼ばれてるよ」
pn「じゃあ、コンちゃんって呼ぶね」
kn「うん。よろしくね、ぺいんとくん」
コンちゃんはニコニコしながら僕を見る。
何となく不思議な人だ。
どこが、と聞かれても上手く説明できない。
ただ、普通の人とは少し違うような気がする。
rd「こっちがコンちゃん。まあ、こいつも魔人だよ」
pn「何の魔人なの?」
kn「……当ててみる?」
pn「え?」
kn「ヒントは海」
pn「海……?」
僕はコンちゃんをじっと見る。
特に変わったところはない。
普通の人と同じように見える。
pn「魚?」
kn「惜しい」
pn「じゃあ……タコ?」
kn「もっと惜しい」
kyo「それ、ほぼ答え言うてるやん」
kn「ふふっ」
コンちゃんは楽しそうに笑った。
rd「正解はイカだよ」
pn「イカ!?」
kn「そう。俺、イカの魔人」
pn「へぇ……」
見た目からは全然分からなかった。
pn「でも、どこがイカなの?」
kn「それはね――」
コンちゃんが意味深に笑う。
kn「戦う時に分かるよ」
pn「戦う……?」
kn「うん」
それ以上は何も言わず、コンちゃんは席へ向かった。
pn「……?」
僕は少し首を傾げる。
すると、きょーさんが苦笑した。
kyo「まあ、コンちゃんはそういう奴や」
rd「うん。あんまり気にしない方がいいよ」
pn「そ、そうなんだ……」
少し変わった人だけど、悪い人ではなさそうだ。
むしろ、話していると不思議と面白い。
ru「これで全員揃ったね!」
md「ミンナデタベヨウ!!」
rd「そうだな。俺もう腹減ったわ」
kyo「俺もや」
kn「俺もお腹空いたー」
pn「じゃあ、食べようか」
みんなで席につく。
pn「いただきます」
rd「いただきまーす!」
ru「いただきます!」
md「イタダキマス!」
kyo「いただきます」
kn「いただきまーす」
こうして僕は、きょーさんとコンちゃんという二人の新しい仲間と出会った。
まだ、この二人がどんな人なのかは分からない。
そして、この館のことも。
ここにいる人たちが何者なのかも。
分からないことだらけだ。
それでも――
pn「……」
みんなと話しながら食べる朝食は、思っていたよりずっと楽しかった。
僕は自然と笑みを浮かべながら、みんなとの会話を楽しんでいた。
この館での生活は、まだ始まったばかりだった。
コメント
1件
おはようございます、リオンです。第5話、読み終わりました。 敬語を外す流れが自然で、みんながぺいんとくんを「仲間」として受け入れているのが伝わってきて、ほっこりしましたね。新登場のきょーさん(天使の魔人)とコンちゃん(イカの魔人)も個性的で、特にコンちゃんの「戦う時に分かるよ」という意味深な台詞が気になります。この館の魔人たちが何のための存在なのか、まだまだ謎が広がっていく感じがして、続きが楽しみです。朝食のシーンから漂う温かい空気がとても心地よかったです。
#君話長いんだよね
永遠に寝たい
115
#ぺいんと愛され
Nera🍀︎❄🐈⬛
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