TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する




side🧡




💛「よし、もう一回いこう!」




岩本くんの掛け声で、レッスン室の鏡に向かって9人が並ぶ。




Snow Manが9人になって数週間。




俺たち3人も必死で食らいついてるけど、まだまだ6人との差はでかい。




💛「5、6、7、8!」




音楽が流れる。




俺たちは振り付けに合わせて一斉に動き出す




――はずだった。




……あれ?




俺の動きが微妙に遅れてる。




💙「康二、そこカウント半拍早い!」




渡辺くんが指摘してくる。




🧡「ごめん!」




修正しようとしたら、今度はめめがつまずいた。




🩷「めめ、大丈夫?」




🖤「……悪い、もう一回やらせて」




💚「ラウール、もっと軸を意識して!」




阿部ちゃんがアドバイスする。




🤍「うん、わかった!」




レッスン室には、俺たち3人の息が合わない音が響いてた。




💛「一回止めるぞ」




岩本くんが音楽を止めて、前に出てきた。




💛「お前らさ、自分の動きばっか気にしすぎじゃね?」




🖤🧡🤍「え?」




💛「もっと周りを見ろよ。俺たちは9人で踊るんだぞ」




岩本くんは俺たちの立ち位置を示しながら言った。




❤️「照の言う通りだね」




舘様が頷く。




❤️「今のままだと、9人じゃなくて6人と3人で踊ってるみたいに見える」




確かに、俺たち3人は「間違えたらどうしよう」って自分のことばっか考えてたかもしれん。




🧡「9人で踊るって、9人で呼吸を合わせるってことやんな……」




💜「そういうこと」




深澤くんがニッと笑った。




💛「じゃあ、もう一回やるか!」




もう一度音楽が流れる。




今度は、周りを意識しながら踊ってみる。




すると――さっきより、ずっと揃ってる気がした。




俺たちは少しずつ、9人のグループになっていく。

もう少し側に居て

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

95

コメント

2

ユーザー

少しずつ少しずつ前に進んでるね😊

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚