テラーノベル
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悪役はお休み
せっかなぎと読みます。
花言葉は
たくましさ
あなたの為に生きる
ぺいんと「……えっと……ぐちつぼが言うには……」
そう言い、無作為に屋敷を探し回る。
“らっだぁの所に初代社長は居る ”
“石化梛があるところだ。そこにある……”
そこで足を止める。
ぺいんと「あった……石化梛……!」
しかし扉には合言葉がないとあかない仕組みだそうだ。
ぺいんと「……合言葉?!」
さぁ、迷っている時間はない……
今こそ目覚める時だ。
ぺいんと「イト!」
らっだぁ「……はぁーッはぁーッ」
ぐちつぼ「呆気ないなぁ?元“初代ヒーロー”さんよぉ?」
らっだぁの攻撃をつるで防ぐ。
らっだぁ「そこを退け。ぐちつぼ……」
そう言いながら力を込めて剣を振る。
ぐちつぼ「やだね!」
グサァ
らっだぁ「……!?」
予想外だったのか驚いた表情でこちらを見る
まるでこちらを傷つける気は無かったみたいだ。
ぐちつぼ「なんなんだよ……」
みどり「……エイ」
そう言いポーションを投げられ、体が鈍くなる……
クロノア「ぐちつぼさん!」
しにがみ「クロノアさん!早く!」
クロノアが気を取られそうになるものの、しにがみが戻す。
クロノア「……右からトラゾー」
そういうときょーさんがトラゾーにむかって斬りかかっていた。
きょー「……未来視……?いや、嗅覚か…!」
振りかぶるがまた空を斬る。
らっだぁ「…」
ぐちつぼ「こんなモタモタしてていいのか?」
わざとらしく煽るぐちつぼを横目に何かを確認している。
らっだぁ「教えたでしょ…」
ぐちつぼ「何を?w」
らっだぁ「もういい……」
「もう、戻れないから」
らっだぁが光の球を作っている。
しかし、いつ見ても柔らかい光は攻撃性はない。
ぐちつぼ「知ってる。」
これで、人々を笑顔にした技だって。
らっだぁ「……ッ!?」
ありのままで受け止めるぐちつぼをみて攻撃が寸前で止まる。
ぐちつぼ「知ってる。」
らっだぁが額に汗を流しながら別の攻撃をしてくる。
しかし、足を1歩ずらすだけで簡単に避けることができる。
ぐちつぼ「知ってるよ。全部。」
活躍する貴方を横目で何時まで見てきたか。
考えたこと無いだろ。
ぐちつぼ「使ってみろよ、ヒーロー時代の最前線さん。」
「そのとっておきを。」
らっだぁ「とっておきは……!?」
その言葉にらっだぁは言葉を詰まらせる。
そこで初めて手加減しているのに気がついたように手をみつめる。
ぺいんと「……ぐちつぼ!あったよ!」
“青とピンクのアクセサリー!”
らっだぁ「!?」
空がピンクに染まる頃、青色が美しく見えることでしょう。
コメント
4件
えぇ…初代ヒーローで最前線って最高の立ち位置じゃん…好き…
即日投稿!?!? 丸投げ〜泣