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復讐 part2
___僕ら海で生活する人間は。
泡に触れれるけど、入れない__
弟の領地だから。
ある日俺はこう考えた
「泡を沈ませればいいんじゃないか?」
弟はそれを聞いてしまって焦った
泡に住んでるものとして
沈まったら
死んでしまうから。
兄はバレないように
計画を開始した
次の日
弟は母に買い物を頼まれて
買いに行ってた。
今がチャンスだ、、
周りには誰もいない!!
こいつは泡で移動してやがるからな__
周りに誰もいないうちに
沈ませて~__
バシャッッ
「え…..?」
「おにいちゃっっ….」
ずっと憎かったンだよ!!!!
グググ.. グググ…
沈ませていく。
後1分で沈むだろう。
そう思ってたら
手元が…
なんで…
なんで穴が空いてくの….??
溶けてるみたい….
弟は涙目でこっちを見つめる
「いやだ…しにたくないよ..」
ねぇ..お兄ちゃん。
目を覚ましてよ
お兄ちゃんは
こんなんじゃないよ。
「こんなん……?」
あぁ….思い出すな….
昔は仲良くしてたよね…..
そんなのも…今日で終わりか…
そんなの….嫌だな….
あれッッなんで..
思ってもないのに..
やっぱり….離れたくない!!
抱きしめる。
暖かい視線で
お互いを見つめあう
お兄ちゃん…..
…….
僕がうんざりだったんだね….
ごめんなさい….
今日でお別れだから…
邪魔してごめんなさい…..
そんなんじゃない!!!!
本当は!!本当は!!
お前のこと!!….
大好きだったんだよ….
涙を流す
ポロポロと落ちて
泡はどんどん溶けて行く
お兄ちゃん…..!
あっという間に溶けて
弟は下に向かう
そう、溶けたらこれで終わり
一欠片がそこに住んでる人。
お兄ちゃんは泳いで
下の方へ弟を追う
お兄ちゃん…ごめんね?
今まで…..ありがとう
お兄ちゃん は
涙を死ぬほど流した。
ああああああっ!!!
後悔でしかない。
追いながら…..なく
手を取って
お兄ちゃんは言う
お前の事…..誰よりも愛してる…
認められた…..
お兄ちゃん….認めてくれたんだ…
泡のシステムは
大切な人が… 愛を認める事により
救われる。
ありがとう….ありがとう…..!!
涙を流して
二人は抱き合って
弟は慣れてない海でも
平気になった。
part3 ♡30