初めに
・初めての形式ですので低クオ
・結構ドロドロ
・キャラ崩壊
・ご理解ある方だけ
散々堕とすだけ堕としておいて、彼女にはしてくれない深澤さん
「○○」 『💜』
夜風に打たれながらベランダでスマホを見る
辺りが暗いからか、スマホの画面が異様に明るく感じて目の奥が痛い
目の痛みが増してきて、スマホの電源を落とすと同時に、背後から窓が開く音がする
直後、左隣から鼻を指す匂い
ニコチンの大人の香り
「久しぶり、」
『久しぶりー、いつぶりだっけ?わら』
そんな何気ない会話からいつも始まる
「タバコ、辞めたんじゃなかったの?」
『んー、まーね、』
『でもたまに吸いたくなんの、』
「辞めれてないじゃん笑」
『んや、一本だけだよ、わら』
どうやら依存性にはやられたわけではなさそう
そう言って、彼は1本だけ抜いてまだ中身がほとんど入ったタバコの箱をゴミ箱に捨てる
「ねぇ、いつまで続くの?こんな関係」
『なに、会ってするだけの関係じゃやだ?わら』
そんなことを言われて黙ってしまう
やだなんて言ったら…
『それじゃ、もう仕方ないね、終わりにしよっか‼️わら』
『またね、今まで楽しかったよ』
なんて言われちゃう
だから、
「別に、嫌とかじゃなくて…」
また嘘をつく
すると彼は、短くなったタバコを勢いよく吸って、灰皿に擦り付けた後、
ふーーっ
「なに笑」
私に吹きかける
これはお誘いの合図
『ねぇ、やろ』
「うん…」
言われるがままうつ伏せで寝て、彼の好きなように脱がされる
辞めてなんて言えない
このままだと更に堕ちることも分かってる
でも、終わらせたくなくて、結局されるがまま堕ちていく
出しては体制を変え、
出されては体制を変えさせられ、
その繰り返し
何度も体制が変わった挙句、最終的には必ず向き合う
向き合えば必ず、
唇を重ねる
そしてまた、出される
その繰り返し
そして、終わりは必ずキスで幕を下ろす
だが、このキスが長く続く
何度も唇に彼の舌が当たる
無理やりねじ込もうとしてるのが分かる
それでも毎回抵抗する私の下に手を伸ばし、
声を抑えられずにはいられないほどの快感を私に浴びせる
ついに声が漏れたその瞬間を逃すまいと、口に彼の舌が入って、歯列をなぞられる
そしてついに唇が離れて、互いに息切れしながら相手の瞳を見つめ合う
私の目には彼しか映ってない
それなのに
彼の目は欲で濁ってばかりで
私の姿はこれっぽっちも映ってない
そして朝が来たら、何も無かったかのように、
あなたのその白くて綺麗な薬指に指輪を戻し、
私のリップのせいで赤くなった唇をティッシュで綺麗に拭き取る
その姿はまるで、私という存在ごと消されているよう…
やがて君はホテル付近にタクシーを呼んで、何事も無かったように帰る
その後ろ姿をいつも私は見送る
そして、いっつも、あなたはホテルの部屋を出る時に電話しながら行っちゃうよね
電話の向こうから、可愛い女の子と子供の声を漏らしながらさ、、、
コメント
3件
うぅ ~ 、切ない;꒳; でも 、こういう系のも好き 🫶🏻💕︎︎
うわぁ~❕❕もうほんと最高です❕❕いつも素敵な作品をありがとうございます❕❕❕❕