♡×〇で続き出しますはコメント目標数行ったら来なくなって鬱になるので辞めます(馬鹿)
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・嘔吐表現あり
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
まろの車が止まって「着いたで」って言われても、
頭がぼんやりしてて、返事が出なかった。
玄関のドアが開いた瞬間、
家のあたたかい空気がふわっと広がってきて、
それだけで胸がきゅってしたのに、
ぱたぱた、って足音がして、
気付いたら目の前に、
水紫「おかえり!ないちゃん!」
いむと初兎が全力で走って来てくれた。
驚いたけどそれよりも
“あ、ちゃんと戻って来ていいんだ”
そんな気持ちが、ほんの一瞬だけ胸に広がった。
そしたら初兎が一歩前に出てきて、
迷いもためらいもなく腕を広げて、
紫「ないちゃん、とりあえずぎゅーね。お疲れ様」
その声に吸い込まれるみたいに、
身体が勝手に初兎の胸に寄っていった。
抱きしめられた瞬間、
呼吸が震えて、
胸の奥がじんわりほどけていく感覚がして、
こらえようとしても涙がぽろ…ぽろ…って落ちた。
初兎は驚くでもなく、
優しく背中をぽんぽんしながら、
紫「大丈夫や、大丈夫やで。帰ってきてくれてありがとうね」
って言ってくれて、
その言葉があたたかすぎて、
声も出せないまま、ただ寄りかかった。
離れたくないのに、
抱き返す力もなくて、
預けることしかできなかったのが悔しくてまた涙が出た。
その時、いむがそっと俺の手を包むみたいに握って、
水「ないちゃん、リビング行こ?みんな待ってるから。ね?」
その声がやさしすぎて、
返事はできなかったけど、
ぎゅって手を握り返して歩き出した。
足元ふらついてたけど、
いむが手を引いてくれて、
後ろでいふがずっと見守ってくれてて、
その全部があたたかくて、
“帰ってきたんだ、ちゃんと。”
そう思ったら胸がじんわりして、
また少し泣きそうになった。
いむに手を引かれてリビングに入ると、
キッチンからいい匂いがふわっと広がってきた。
エプロン姿のりうらと悠佑が並んで料理していて、りうらがこっち見て一瞬だけ驚いた顔したあと、
赤「……お!おかえりないくん」
ってちょっとぎこちなく言いながら、手についた水気をタオルでばさばさ拭いて、とことこと歩いてきて、ぽん、と俺の頭を撫でてくれた。
それだけで胸がじんわりして、また泣きそうになった。
赤「今ね、ないくん食べれそうなやつ作ってるから」
って小声で付け加えてくれるのが優しくて、言葉にできなかった。
いむと初兎がそっと俺の腕を支えながら、
ソファに座るよう促してくれて、
俺は言われるまま腰を下ろしたけど──
落ち着かなかった。
胸の中がざわざわして、
逃げ出したいような、ここにいたいような…
よくわからない感覚で頭がぐるぐるして。
足も手も落ち着かなくて、
呼吸も浅くて、
自分がどうしていいか分からなくなってたら初兎が俺の顔の高さまでしゃがんで優しく膝をぽんぽん叩きながら、
紫「ないちゃん、ここおいで?膝、空けとるで」
その言い方があたたかすぎて、気付いたら身体が勝手に動いてた。
そっと初兎の膝に乗せてもらった瞬間、
胸がキュッて縮んで、気付いたら初兎の胸元にぎゅって抱きついてた。
桃「……ごめんなさい……」
声が震えて、自分でもひどい声だと思った。
初兎は驚きもせず、
頭をふわって撫でながら、
紫「謝らんくてええよ、ないちゃん。今はゆっくりしとき。大丈夫やで」
ゆっくり背中がさすられて、
そのリズムが安心するようで、
膝の上があったかくて、
呼吸が少しずつ落ち着いていった。
桃「……初兎……」
名前を呼ぶだけで涙が出そうになって、
喉の奥がつまった。
初兎は俺の肩に顎をのせるみたいに寄りながら、
小さく笑って、
紫「戻ってきてくれてありがとうな。今はもう頑張らんでええよ」
その声が優しすぎて、
俺はただしがみつくしかできなかった。
初兎の膝の上でしばらく落ち着いて、なんとか呼吸も整った頃。
黒「飯食うか?」
悠佑が優しい声で皿を置いた。
りうらが横で、
赤「ないくん食べられそうなやつ作ったけど、無理だったら無理って言っていいからね?」
ってそっと言ってくれた。
みんなが俺の様子を見てるのが分かる。
期待とかじゃなくて、
“どうか少しでもしんどくありませんように”
って気持ちで見てるのが伝わってくる。
だから……頑張ってみようって思った。
箸を持つ手は少し震えてたけど、
ひと口だけ、口に運んだ。
一瞬、あったかい味がした。
けど
胃が、ぐるって裏返るみたいに拒否して、
喉の奥がキューッと締まって、
次の瞬間、
桃「っ……! う、ぐ……!」
吐き気が一気に込み上げてきて、
口から反射みたいに戻ってしまった。
りうらがすぐ横で
赤「ないくん、!」
って肩と背中押さえてくれて、
悠佑も反対から背中をゆっくり摩って、
黒「ええよ、そのまま出してしまい。無理に飲み込んだら余計きつなるで」
って落ち着いた声で言ってくれる。
初兎は膝の上の俺をしっかり抱えながら
紫「ええよええよ、ないちゃん。全部出してええから」
って耳元でそっと囁いてくれた。
なのに──
桃「……ご、ごめんなさい……!ごめんな……さ……っ……!泣」
涙が一気にぶわって出てきて、
言葉も呼吸もぐちゃぐちゃになって、
頭が真っ白になっていく。
ご飯作ってもらったのに…
せっかくみんな優しくしてくれてるのに…
それをぐちゃぐちゃにしてる自分が情けなくてたまらなかった。
りうらが俺の頬を両手ではさんで、
強くでも優しく、視界の前に顔を持ってきて、
赤「ないくん、謝らないで。苦しいんでしょ?今は吐いていいの。大丈夫だから」
って何度も言ってくれた。
その言葉に支えられるみたいに、
俺は喉につっかえてたものを全部出した。
胃の中が空っぽになるまで、何にも出なくなるまで、
ずっと誰かの手が背中をさすってくれてた。
吐ききったあと、
息がヒュッヒュッて震えて止まらなくて、
肩も細かく痙攣して、
涙が止まらなかった。
初兎がゆっくり俺の額に手を当てて、
紫「しんどかったなぁ、ないちゃん。ちゃんと吐けたやんかえらいえらい」
その声に、やっと呼吸が少し戻ってきて、
俺は初兎の胸にぎゅっとしがみついた。
みんな、優しすぎる。
こんな俺に、優しすぎる。
その優しさが、胸にしみて、情けなくて余計苦しくなった。
秒で目標達成したから今日三本投稿で頑張りすぎかも
コメント
11件
3本投稿ありがとうございます😭 桃さんの鬱表現上手でメンバーの 対応があったかくて泣けます😭 ありがとうございます!!
3本投稿は神の領域超えてますって🫣 めちゃくちゃ尊敬です!! 桃さんが弱ってる時に年下のメンバーたちが優しく落ち着かせてるの立場が逆なのも最高です🥹 私もたまに自分の居場所が分からなくなることがあるのでこういうの共感出来ます、、 3本投稿おつかれさまです.ᐟ.ᐟ(՞ ܸ. .ܸ՞)︎੭♡