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sypくんの猫姿が見たすぎる人です!毎日投稿お疲れ様でした!!一日休みだけで大丈夫ですか?これからも応援してます!続きが楽しみです!
あ~神! 普段何食ったらこのすげえ物語かけんだろ…
投稿日(?)変えます。
今まで毎日投稿(一応)だったんですが、今日から日曜日以外毎日投稿といたします!!!
あ、つまり日曜日は投稿なしだよ~って事です。
急な連絡ごめんなさい。
では本編どうぞ~!!
【tn side】
そんな叫び声で目が覚める。
黒猫は俺の腕の中ですやすやと眠っている。
なんというか…絶望から救ってもらえたような顔だ。
昨日の夜、庭に一人の茶髪の青年が座っていた。
きっとそれはこの黒猫なのだろう。
人には見せたくないのだろうか。
それとも……やはり人が怖いのだろうか。
まぁどちらにしろ、そういうのは黒猫に任せるしかなさそうやけど……
sho「あー!!!!トントン!!何勝手に俺の猫ちゃんとってんねん!!!」
tn「しゃあないやん、お前のとこから逃げ出したんやから」
「あと、お前だけのちゃうやろ」
sho「ぇ…え!?俺のとこから…!?ど、どうしてぇ!!??」
俺の声なんて無視してシャオロンは寝ている黒猫を抱きしめながらそう嘆く。
tn「やめたれ、そいつまだ寝とんねん」
sho「え、あ、ごめん……」
黒猫を毛布でくるみ、食堂へ連れていく。
皆、朝ごはんを食べに、食堂に来ていた。
ut「あ、シャオちゃん、トンち、おはよ~」
sho「あ、おはよ~」
tn「鬱……」
ut「ぁ」
tn「書類は?^^」
ut「あ~~~AHAHAHAHA★」
鬱への説教を行う為に、黒猫をシャオロンに渡す。
シャオロンは黒猫を抱きしめてロボロのところへ行った。
ut「…ってか、あの黒猫、あのままでいいん?」
鬱は俺に聞く。
tn「ええねん、少しでも黒猫が楽でいれる場所を作ってあげたいねん」
ut「ほぇー……」
…黒猫のあの姿を見たのは俺だけ…。
青年の後ろ姿には悲しみや苦しみがあふれ出ていて…。
tn「……助けたくなってん」
ut「…トンちも結構感慨深いんやね」
シャオロンの腕の中にいる黒猫は目が覚めたらしく、周りをきょろきょろとしながらロボロ達を見ている。
……少しでも、この軍で元気を取り戻してくれたら…いいな。
ci「ふふ、トントン嬉しそう!」
どこから湧いたのか分からないが、チーノが俺の顔を覗き込みながら笑った。
tn「え…そんなに顔に出てたか?」
ut「めっちゃにやついとったで~?」
ci「ま、そんな事はいっか!!早くシャオさん達のとこ行こ~!!」
チーノに手を引かれ、シャオロン達の傍へ行く。
シャオロンはずっと黒猫を抱きしめながらロボロ達と話している。
黒猫は目を細めて笑っている…
でも、なぜだろうか……。
俺には黒猫が…いや、人間に戻った黒猫が…