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俺はカフェの定員でアルバイターだ。
俺は今滅裂に困っている。
「コーヒー1つ、ホットで」
この男いつもコーヒー1つ買っては俺に笑顔を送ってくる。やめてほしい、
好きになってしまうからだ、、、
これは俺がただ単純な奴ってわけではない。
毎週水曜日の午後いつもこのカフェにやって来る。スタイルも良く顔も良ければ愛想もいい。
俺がまだ新人の頃滑ってコーヒーをこぼしてしまったことがある。目の前にはイケメンでスタイル抜群な高身長イケメン、そのイケメンのお召し物をコーヒーで汚れてしまった。
正直あまり失敗しない俺からすると一生の不覚だった、、、
そしたらそいつは
「大丈夫ですか?お怪我はありませんか? 」
はい、これイケメンセリフのテンプレートね
俺はその時混乱していて
「俺は全然大丈夫ですけど、、スーツの貴方は大丈夫ですか!?」
俺はハッとした。
スーツの貴方ってなに?意味がわからない。
新人で初めてとはいえスーツの貴方、、、正直頭も上げられない。
そしたらその人はこう言った
「スーツの人、、、ふふっ」
イケメンが笑った。
それだけで俺の心は浄化されていった。
やはり、失敗した時に怒鳴ったり明らかな態度で怒ってますよ感が出てる人より失敗を笑ってくれる人の方が好きだ。
いや、時と場合による、笑われてもムカつく時もある。
「すみません!今すぐ拭くものをもってきます!」
俺は店長に説明し2度目の謝罪をしてスーツをクリーニングに出すと申し出た所
「いえ、大丈夫です。失敗は誰にでもありますし僕は気にしていませんので。」
正直ここで惚れた、
多分隣にいた50代半ばを迎える店長も乙女の顔をしていたから惚れかけてたと思う。
あの後はコーヒーを無料にしデザートも無料でことは終わった。
パッと見あの人は20代でスーツ姿だからサラリーマンだと思う、
そういう俺は高校生の17歳男子。
正直付き合うイメージは全くもって見えないし俺が振られて終わりな気がする。
でももしかしたら、押せばいけるかも、、、なんていつも人が来ないレジで想像をふくらませている。
この思いは誰にも言ってない。
男同士って言うのもあるし相手はカフェで出会った知らない男の人、彼女がいるかもしれないしもしかしたら指輪していないだけで結婚しているのかも、、、
「おにーさんっ!」
「(ナンパだ、、、)」
ナンパ!?!?
あのイケメンにナンパしている女子がいた、制服をしていたので高校生、、
「おにーさんは社会人なんですかー?」
どんどん距離を詰めていく女子高校生、いつの間にかイケメンの隣の椅子に座ってまるでバーにいるかのような振る舞いで話を続けた
「はい、社会人ですね」
「へー!彼女いるのー?彼女いないんだったら私とかどぉー?」
「(えっ、)」
正直びっくりしすぎて目が飛び出るかと思った、
確かにナンパは付き合うか一夜を共に過ごすかのどっちかだよな、大体は後者だ。
「すみません、彼女居るので。」
淡々と話すイケメンを見て俺はまた惚れた。
でも彼女居るのだったら俺の恋は終了。
「えー、ダメかーじゃ失礼しまーす」
無理だと知った女子高校生は颯爽と去っていった。 外には友達なのか、笑っている姿が見える。
こういう時に俺は大丈夫でしたか?とかイケメンに言った方がいいのだろうか、
彼女がいると知って俺は少し引き気味になっていた。
いや、もしかしたらナンパを断る口実かもしれない、と思考をめぐらせる。
どうせだったら仲良くなって彼女の話とか聞いちゃおう!
俺はゆっくりイケメンに近ずき
「大丈夫でしたか?すぐに行けずすみません、」
「いえいえ、大丈夫ですよ!ご心配ありがとうございます。」
ここで引き下がるな俺
「、、、、、あのっ!」
ビックリするイケメンがこっちを見ている、
妄想では形作れるけど現実だとそうはいかない、
耳が赤くなる
「少しお話しませんか?、、」
「、、、、、?」
キョトンとした顔、
やってしまった、俺の恋はここで終わりだ
「あぁ、すみません!」
「いいですよ」
「え、、いいんですか!?」
「はい笑」
いや、俺の恋まだ終わってないかも。