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あのー、以前茂さんが話していたことなんですけどと。口を開けた、なんとも言えない空気間で喉の唾を飲み込んだ後言葉を発した。
茂さん、こうおっしゃってたんです
「部屋の乱れは心の乱って言うのと同じで、海が好きだから心まで黒く染っていくような気がしてなー」と、印象深かったあの言葉を発した。
すると、奥さんが泣き笑いをした。
ほんとっまったくあの人らしいわっ、海を綺麗にはするのに。まったく部屋の掃除しないんだもの。笑
と、僕まで笑ってしまってその娘さんもつられて笑っていた。
遺影の背景には海の浜辺が写っており。万遍の笑みを浮かべていた。
もういつの間にか、16時頃で夕食の支度をしないと行けなくなったので僕はそろそろ帰らせて頂きます。また来てもいいですかと聞くともちろんだよいつでもおいで、私からしたら可愛い孫みたいな年の子だもの。と言われなんだが第2のおばあちゃんが出来たようでとても嬉しかった。
時はたち、茂さんの命日から約半年が過ぎようとしていた。その時には、忘れるというまでもはないがいい思い出として心の真ん中にいるような気がしてなんとか乗り越えることが出来た。
逆に仕事の方は上手くいかずじまいではあったが、それも2つの梟とガジュマルのおかげでなんとか精神は保たれていた。やっぱり何かを飼うってことは、責任もあるけれど喜怒哀楽色々な感情を引き立たせてくれるなと思ったのだ。
そんなある日、梟のヘドウィグの様子がいつもとおかしかったため仕事を早く切りあがらせてもらい獣医師がいる動物病院へと通った。
ちなみに名前の由来はハリーポッターに出てくる、ヘドウィグから来ている。
まぁそんな事はさておき、様子がおかしく