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#ご本人様には関係ありません
透楽※お知らせ必読願います
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tsts
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前書き
別の世界線のsnjn
ysdさんの苗字が違います。
2人は同い年の設定。
⚠️報われません⚠️
地雷の方はバックブラウザ↩️
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高校生の時、好きな奴ができた。
初めて『愛する』とは、こういうものなのかと思った。
高校生の俺達は、純粋で、未熟で。
きっと大人から見たら、おままごとの恋愛に見えただろう。
でも、本気だった。
本気で愛していた。
あの時の俺は何も知らなかったから、
男同士で法的に結婚は出来なくても、
俺達の前には何も障害なんてないって
ずっと一緒にいれると、そう信じていた。
高1、入学式で新入生代表の挨拶をしたあいつに一目惚れをした。
透けるように白い肌に、大きな目、綺麗な鼻筋、少し厚い柔らかそうな唇。
凛とした、その姿に。
性別とか、そんなのは関係なかった。
俺は、猛アタックをした。
まずは友達になるところから。
最初は警戒してたあいつも徐々に心を開いてくれて、なんでも言い合える関係になった。
一緒にいる時間が増えて、あいつのことを知れば知るほど、もっと好きになった。
繊細で臆病なところも、意思が強くて頑固なところも、すぐ照れて赤くなってしまうところも、意外と口が悪いところも、驚くと可愛い仕草になっちゃうところも、全部、全部好き。
何度も何度も告白した。
その度にフラれたが諦めなかった。
想いが報われて、高1の12月に付き合えることになった。
めちゃくちゃ嬉しかった。
大事にする、絶対に幸せにする。
そう、自分自身に誓った。
あいつと恋人として過ごした時間は本当に幸せだった。
デートして、手を繋いで、キスをして。
ただ隣にいれるだけで、心がぽかぽかとした。
付き合って1年経った高2の冬、あいつに指輪を渡した。
普段から使えるシンプルなデザインの指輪。
高校生のバイト代で買えるようなものだけど、高校生としては頑張った値段のもの。
俺達の関係を教えていた限られた友達には愛が重いなんて言われたけど、嬉しそうに微笑むあいつが可愛くて、愛しかった。
だけど、微笑んだ後に泣きそうな顔な顔をしてたのが、気になった。
高3になり、あいつはどこか遠くを見ることが増えた。
泣き出してしまいそうな、その儚い表情に不安になったけど、俺に気付くと何時ものように、ふにゃっと笑うから何故そんな表情をするのか聞けないままでいた。
卒業が近づくに連れて、あいつは俺に素っ気なくなっていった。
俺が何故かと聞いても、なにも言わない。避けられることが増えて、わけがわからなかった。
高校の卒業式が終わった後、あいつに呼び出された。
別れ話だった。
もう好きじゃない、
これ以上付き合うのは無理
そんな言葉だった。
別れたくないと言ったら、あいつは見たことのない冷たい視線で俺を見て、遊びだったからって笑って俺の前から消えた。
ショックだった。
遊びだなんて…そんな訳がないと、信じたくない気持ちと、冷たい視線に本当なのだと思う気持ちがごちゃごちゃになった。
でも、やっぱ納得できなかった。
もう一度会って確かめたかった。
だけど、次の日になり連絡をしてみたら掛けた電話番号は使われてないとなり連絡がとれなくなってた。
あいつが住んでたマンションに行ったが空室になっていた。
俺だけじゃない、高校の友達に聞いてみたが誰もあいつと連絡がとれなかった。
どこにいるのか、なにをしているのか、誰も知らない。
それどころか、高校入学前のあいつの過去を知る奴も、家族について知る奴も誰も居なかった。
高校の教師に聞いてみても家族については個人情報にあたるから言えない教えることができないの一点張りで、今何をしているのかは知らないという回答だった。何度聞いても答えは変わらなかった。
進学先だと聞いていた大学にも行ってみたが、居なかった。
まるで初めから…あいつが、
『吉田仁人』なんて存在しなかったみたいに、俺の元には何も残さず居なくなってしまった。
俺は、荒れた。
仁人を忘れようと、適当に女を抱いて恋愛ごっこをしたり、大学の友達と酒を飲んでバカ騒ぎしたり。
高校からの友達には心配されたし、怒られたがそうでもしないと無理だった。
2年ほどそんな生活をしていたが、それでも俺は仁人のことを忘れられなかった。ただただ虚しくなって、俺は落ち着いた生活に戻った。
1年、2年、3年と時が過ぎていった。
大学を卒業して社会人になっても、
それでも俺は、仁人が好きだった。
何年経っても仁人に繋がる手懸かりはないまま、高校卒業から12年が経過した。
12年という長い月日の間に、他の人を好きになろうとして、真剣に付き合ったこともある。…けど、無理だった。
そんなある日、なんとなくつけていたテレビから「この後は、神屋グループ、代表取締役社長に就任した、神屋 仁人さんの特集です!」と言う声が聞こえてきた。
仁人と言う名前は全くいない訳ではないが珍しい名前だ。
苗字が違う、別人だ、そう思ったけど、俺は吸い込まれるようにテレビを見た。
ーーーーそこには。
何年も探し求めていた仁人の姿。
あの頃より大人びているけれど、紛れもなく仁人本人だった。
「あっ……、」
思わず声がでて、手が伸びた。
画面の中のその人に触れられるはずもないのに。
コメント
1件
うわあ…これは最初から切ない。高校時代の純粋な恋愛が、突然の別れと12年の空白に変わる流れが、もう読んでるこっちの心臓がぎゅっとなる。特に「指輪を渡したときに泣きそうな顔をしてた」って描写が、今思えば伏線だったんだろうなって思うと切なすぎる。神屋グループの社長として現れた仁人さん、何か大きな事情を抱えてそうだ。続きが気になる。