⚠️注意⚠️
方言ボロボロ…
ショッピ視点
どうもショッピです久しぶりに休暇をもらったんでなんとなーく街を歩いてたら行き過ぎて森まで来てしまい絶賛迷子中です
とりあえずブラブラしているとやけに動物の足跡が集まっている所を見つけた
shp「なんやこれ、この先になんかあるんか?」
何となく気になったので足跡の進む方向へ辿ってみた
木々の隙間から光が差している場所に狼、猫、うさぎ、りすなどの可愛らしい動物達が群がっている
狼なんて喧嘩しそうな動物なのに何故か大人しくちょこんと他の動物達と仲良く座っている
そこに何があるのかと思い近づくと音に敏感な動物達は低木の陰へ隠れてしまった
動物達が居なくなったことによりあらわになったその中心
そこには美しい白い横顔にサラサラと風に靡く茶髪シワひとつないダークグレーのスーツ、胸元で微笑むニコニコマークのバッジ、そして明るいような暗いようなミステリアスな輝きを持つ菫色の瞳
彼の名は、スマイルさん
手元に抱えた黒猫の子猫を人差し指で優しく撫でている
shp「こんにちは、お久しぶりですね」
sm「あれ?ショッピさん?」
shp「森に入ったら迷子になっちゃって」
sm「ここの森国境ですからね」
shp「スマイルさんはなぜこの森に?」
sm「よく来るんですよ、この子達に会いたくて」
shp「動物好きなんですね」
sm「えぇ、ショッピさんも確か猫好きでしたよね?」
shp「あぁ…まぁ…」
グイ
shp「え?」
先程まで撫でていた子猫をこちらに無言で向けてくるスマイルさん
sm「可愛いですよ」
子供みたいな目をこちらに向けながらそういうので優しく子猫を受け取る
猫「みゃぁ〜」
小さな八重歯をのぞかせながら抱っこしてるワイの手をペロッと舐めるこの子……ヤバい……
shp「はぁ~~~~~~~~可愛い”~~」
sm「でしょ~~~~~」
そっからはもう癒しの時間天国かここは
スマイルさんがまた呼び寄せた他の動物達とも触れ合ってみた
shp「え、狼ってこんな大人しいんや」
sm「分かります?狼って狩の時は牙立てて怖いイメージありますけど普段は昼寝好きなんですよ。もうこれ以上のギャップ萌えって無いと思うんですよね」
shp「確かに…狼……可愛ぃ……」
sm「ですよね、あ」
急な「あ」。カツカツとヘルメットの上で爪があたる音がする。
スマイルさんが優しく手で抱っこして見せてくれたその動物は小さなリス活発な子でスマイルさんの腕を行ったり来たりしている
sm.shp「かわいぃ…」
スマイルさんが俺の手首を掴むとリスは腕を伝って俺の方へもふもふの尻尾が首に触れるいつものジャケットとはまた別のもふもふ
はぁ~~~~~~~~癒し♪
そんな時間もあっという間に過ぎてもう完全に夜、怒られそー
sm「どうします?」
shp「夕飯抜いて部屋籠るとかしか…」
sm「いや、多分部屋の前張ってますよ」
shp「ですね、トントンさんとロボロさん辺りが」
sm「俺は……なんか全員来そうだな…」
shp「正直に言いますか…」
shp「あ、スマイルさん次の非番っていつですか?」
sm「次は…確か16ですね…」
shp「じゃ、俺もその日非番にしてもらお…」
sm「ん?」
shp「16日、また2人で来ましょ!」
sm「……!」
sm「ですね!」
スマイル視点
kn「随分と遅かったじゃない、スマイルさん?」
帰ってきました。当たり前だけど速攻説教ですね、ハイ。
kr「今時計の長い針が12、短い針が9でしょ?」
kr「あれ9時って言うの」
知っとるがな
nk「この意味分かる?」
帰るの遅いって意味だろ…分かるわそんくらい
kn「お前が自由人なのも今日非番なのも知ってるけどさ…」
kr「流石に9時は遅すぎんだろ馬鹿か」
はい、馬鹿です
nk「建国の時さぁ?夕飯は幹部全員でって話俺したよね?」
ねみぃ……
shk「聞いてねぇよソイツw」
br「スマイル瞼半分落ちてるよwww」
kn「こいつ…w」
kr「お”お”い”!」
耳痛……
sm「うるさ……」
shk「相変わらずだな…w」
nk「暖簾に腕押しだよきりやん…w」
sm「部屋戻るわ、おやすみ…」
kr「は?飯は?」
sm「今日もう眠いからいい…明日の朝食べる」
kn「おい…、それは俺が許さねぇ」ガシッ
kn「さっさと食え」
sm「え〜……」
kn「……。」
sm「はい。」
ー16日ー
よし、行くか…
ガサガサと草むらをくぐり抜けて国境の森へと向かう枝を持ち上げ、下をくぐると広場へ着く
すると既に動物達に埋もれて幸せそうなショッピさんが居た
sm「こんにちは、早いっすねw」
shp「あ、こんにちはw」
shp「待ち遠しかったもんでw」
sm「あの後大丈夫でした?」
shp「あぁ、有り難いお説教貰いましたよw」
sm「ですよね、同じです」
sm「あ、小鹿来てる!」
sm「お母さんの怪我はもう治ったか?」
それに応える様に小鹿は俺の周りをぴょんぴょんと飛び跳ねる
shp「へぇ、治療もしてるんや」
sm「まぁよく医療品の数が合わないって言われますけど」
sm「バレてないんでいいですw」
shp「www」
shp「あ、この間の子猫や、!」
sm「狼〜…!」
sm.shp「はぁ~~~~~~~~癒し…」
暫く戯れていると、後ろの方からガサガサと低木が揺れる音が聞こえた
ガサッという音を立て、現れたのは大きな熊
shp「うわ!?」
sm「大丈夫ですよ」
shp「へ?」
sm「お腹のとこ寝っ転がって見て下さい」
shp「じ、じゃあ…失礼しまーす…」
熊も同様する事無く、大人しくショッピさんを受け入れている
shp「わ、あったか!めっちゃふわふわや…」
そのまま再びちっちゃな動物と戯れていたが…
どうやらそのまま寝落ちしてしまったらしく……
kn.tn「遅いッ…!!」
sm.shp(やべぇ……)
END
コメント
17件
wwwまた遅くなってるwめっちゃ想像通りだなぁw投稿お疲れ様です*_ _)面白かったですo(`・ω´・+o) ドヤァ…!